半導体メーカーのルネサスエレクトロニクス株式会社が、Sharely株式会社が提供するバーチャル株主総会総合支援サービス「Sharely」を導入したことが発表されました。
2024年3月の定時株主総会は、Sharelyを活用しバーチャルオンリーで開催されました。英語での同時通訳によるライブ配信や、経営陣と株主による口頭での質疑応答などが実施され、グローバルな株主とのコミュニケーションを強化したことが大きな特徴です。
Sharelyは、議決権行使プラットフォームの提供に加え、株主総会の準備から当日の運営までを支援するサービスです。システムや運営サポートの充実により、株主総会のオンライン化を総合的に支援し、株主参加の促進に貢献しています。
ルネサスエレクトロニクス株式会社法務統括部ダイレクターの橋口幸武氏は、「バーチャルオンリー株主総会では、株主の生の声をより多く聞くために、テキストだけでなく口頭での質問を取り入れました。また、グローバル企業として、システムのインターフェース、配信資料、説明や質疑応答の会話という3つの点で英語に対応しました。Sharelyの豊富な経験により、こうしたチャレンジを実現できたことに感謝しています」とコメントしています。
Sharelyは、議決権行使システムだけでなく、シナリオ作成や運営サポートなど、バーチャル株主総会に必要な機能を網羅しています。カスタマイズ可能なシステムやきめ細やかなサポートにより、企業はよりスムーズにバーチャル株主総会を開催できるようになっています。
今後もSharelyは、株主総会のデジタル化を支援し、より多くの企業がバーチャル株主総会を活用できる環境を整備していくとしています。