エクスペリサス株式会社、3.5億円の資金調達を実施
エクスペリサス株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:丸山智義)は、8月に行った資金調達で3.5億円を獲得したと発表しました。この資金は、京都銀行の「KCAPベンチャー1号ファンド」およびANAホールディングスの「AH-GB未来創造ファンド」など、多くの著名な投資者からの支持を受けたものです。これにより、エクスペリサスはシリーズAファイナンスの総額を6.8億円に引き上げました。
資金調達の背景
エクスペリサスのミッションは、「日本各地へ、世界の富裕層を送客する“社会インフラ”を構築する」ことです。同社は多数の高付加価値体験を開発し、それを世界中に供給してきました。今回の資金調達は、事業のさらなる拡大を目指すもので、新しい海外マーケティングや人材、IT関連の投資を促進し、経営体制を強化することを目指しています。
投資家からの期待
京都キャピタルパートナーズ株式会社
京都キャピタルパートナーズの鈴村泰大氏は、京都地域の観光客誘致のポテンシャルに着目し、エクスペリサス社への投資が地域の活性化に寄与することを期待しています。この地域は外国人観光客にも人気があるものの、周辺エリアの魅力がまだ十分に発信されていないとのことです。
ANAホールディングス株式会社
ANAホールディングスの津田佳明氏は、訪日外国人による国内消費促進が地域経済にとって重要な役割を果たすと述べ、エクスペリサスの事業が富裕層にとって非常に注目されていると評価しています。ANAの広範なネットワークと連携することで、より多くの日本国内の魅力を提供できると信じています。
グローバル・ブレイン株式会社
グローバル・ブレインの大滝伸吾氏は、経済効果の高い富裕層誘客を図るエクスペリサスの独自体験コンテンツに高い評価を寄せています。同社の挑戦に対して、今後の経営支援を通じて、優れた文化を世界に届ける取り組みに貢献したいとの意向を示しています。
株式会社エイチ・アイ・エス
エイチ・アイ・エスの海津誠之氏によれば、同社の「五つ星の体験」を生み出す能力に期待を寄せています。エクスペリサスと自社のグローバルネットワークの融合により、世界中の旅行者に感動を提供できると信じています。
ヘリテージ・グローバル・インベストメント・ホールディングス
同社の廣岡良博氏もまた、エクスペリサスが提供する高付加価値な旅行体験のビジョンに共感し、シンガポールをはじめとする東南アジアからの富裕層誘致に期待を寄せています。
エクスペリサスの企業情報
エクスペリサスは2017年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。主な事業内容は高付加価値体験の開発・販売であり、国内外の富裕層に向けた旅行体験の提供を行っています。同社は日本の観光産業の成長に寄与する意欲を持ち、生きた文化体験を通じて国際的に注目される存在として成長を続けています。