森永乳業と小豆島町が結んだ包括連携協定
2023年9月27日、森永乳業株式会社中四国支店と香川県小豆島町は、包括連携協定を締結しました。この協定は地域活性化や町民の健康増進を図るもので、双方の取り組みをより一層進めることを目的としています。
1. 包括連携協定の概要
森永乳業グループは、「かがやく“笑顔”のために」という理念のもと、育児用ミルクから高齢者向けの介護食まで、幅広い商品を展開しています。また、同社はこれまで小豆島町と協力し、健康に関する講演会を行ってきました。このたびの協定締結により、健康づくりや育児支援、さらには災害対策など、さまざまな領域での連携を強化することが決まりました。
協定の主な連携事項
協定では以下のような分野での連携が予定されています。
- - 親子の健康支援および子育て支援
- - 食育および健康づくりの推進
- - 災害対策
- - 地域産業および観光振興
- - その他必要な事項
これらの項目は、地域の持続可能な発展を目指すための重要な取り組みとして位置づけられています。
2. 森永乳業のサステナビリティへの取り組み
森永乳業では、サステナビリティ経営の実現を目指し、「おいしいと健康」を届けることにより、豊かな日常と環境を貢献する姿勢を示しています。2022年には「サステナビリティ中長期計画2030」を策定し、このビジョンを具体的な形にするための取り組みを進めています。
食品やサービスの開発を通じて、暮らしをより良くすること、さらには地域コミュニティとの共生を重視しています。具体的には、地域の特産品を使用した商品開発や健康促進活動を展開し、地域住民のニーズに応えています。
3. 小豆島町の特産品と今後の展望
小豆島町は、オリーブの生産で知られる地域です。この特産品を活用した健康長寿プロジェクトは、町の魅力を高める一助となっています。森永乳業との連携により、同町の特産品を用いた健康食材の開発や、地域の観光資源を活かしたイベントなど、さまざまなユニークな活動が期待されています。
今後、この協定を通じて地域の住民と企業が連携し、新たな価値を創造していくことが求められます。森永乳業は、地域住民の健康な生活に寄与することを目指し、今後も小豆島町と緊密な関係を築いていく意向を示しています。サステナブルな社会の実現に向けた取り組みが、どのように進展するかが注目されるところです。