広島国際平和文化祭実行委員会は、「第2回 ひろしまアワード」の受賞者を発表しました。
この賞は、広島国際平和文化祭の一環として、音楽、メディア芸術、ストリートダンスの3部門で、平和文化の醸成に貢献した個人または団体に贈られます。
受賞者は以下の通りです。
音楽部門: 成澤けやきさん
成澤さんは、竹や廃材を使った楽器を作り、子供たちとの演奏会を行うなど、地域住民との絆づくりや町おこしに貢献しています。持続可能な社会の実現を目指した活動が高く評価されました。
メディア芸術部門: 八鍬新之介監督および『窓ぎわのトットちゃん』制作チーム
八鍬監督の映画『窓ぎわのトットちゃん』は、戦時中の日常生活や空気感を、戦争の現実を知らない子供の視点から描いています。平和の尊さを訴える作品として高く評価されました。
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ストリートダンス部門: s
t kingz
st kingzは、ストリートダンスを通して平和な日常への思いを表現し、ダンサーの地位向上に大きく貢献してきました。その活動が評価され、受賞となりました。
表彰式は、8月1日(木)にJMSアステールプラザ大ホールで開催されます。時間は17:45開場、18:30開演です。入場は無料ですが、観覧希望者はRCCCLUBにて整理券の申込みが必要です。
「ひろしまアワード」は、被爆から復興を果たした広島の地から、平和文化の振興に貢献する活動を称えるものです。受賞者の活動が、人々の絆を作り、生きる力を与え、人を思いやる心を育み、ひいては公正で持続可能な社会の実現につながることが期待されています。