ココヘリ必携装備
2024-10-26 13:04:17

2024年のカムロトレイルランにココヘリが必携装備品として指定

2024年10月27日(日)、山形県金山町を中心とした神室山で開催される「カムロトレイルラン2024 ~とこみどりCUP~」において、全ての部門の参加者に対し、山岳遭難対策サービス「ココヘリ」が必携装備品として指定されることが発表されました。これは、トレイルランニング大会の安全対策として重要な一歩です。

「ココヘリ」とは、山や海での行方不明者の位置を特定するための捜索サービスを提供する、AUTHENTIC JAPAN株式会社が運営しています。今回の義務化は、17万人以上のユーザーに支持されるこのサービスの高い機能が評価された結果です。ユーザーは専用の電波を発信する装置を携帯することで、万が一の際には直接通信により迅速に位置を特定され、捜索時間を大幅に短縮できるのです。

トレイルランニングは、登山に比べて速度が速いため、ランナーが無意識のうちにコースを外れるリスクが高まります。また、長距離の自然の中でのレースにおいては、急な体調不良や怪我が起こりうるため、事前に安全対策を講じる必要があります。こうした事情から、ココヘリの携行が義務化されたという次第です。

「カムロトレイルラン」は2021年から始まり、神室山を舞台にした大会で、南北に30km以上のスケールを誇る名峰で行われます。この大会では、ロング部門から気軽に参加できるショート部門、さらにファミリー部門や中学生向けの部門まで幅広く設定されており、年齢やレベルに関係なく楽しむことができます。

大会の詳細は公式ウェブサイトにて確認できます(https://www.kamuro-trail-running.com/)。

ところで、日本の山岳遭難は近年増加しており、2023年には3568名が遭難事故に遭ったと言われています。警察庁のデータによると、山岳遭難件数は3126件に達し、これは統計が始まって以来最多の数値です。安全に山を楽しむためには、入山前に登山届を提出し、GPS機器やココヘリの携行が重要となります。

多くのトレイルランニングレースでもココヘリの携行が義務付けられており、参加者の安全対策はますます強化されています。代表的なレースには、奥武蔵ロングトレイルレースやDEEP JAPAN、白馬国際クラシックなどがあり、それぞれのレースでココヘリの効果を実感することができるでしょう。

AUTHENTIC JAPAN株式会社の代表取締役社長である久我 一総氏は、福岡を拠点にこのサービスを展開しており、登山者の安全を第一に考えたビジネスモデルを推進しています。多くの登山者が使用するココヘリの存在は、特に山岳地帯の厳しい条件において、重要な命綱となっています。

これからのトレイルランニングや登山のシーズンに向けて、ココヘリを携行することが、安全で快適な外遊びを実現する鍵となるでしょう。


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会社情報

会社名
AUTHENTIC JAPAN株式会社
住所
福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15 日新ビル4F
電話番号
0570-050-556

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