感染対策プログラム
2024-08-01 07:29:37

介護福祉施設向け感染対策プログラム「感染クラスター8」を発表

ボードゲームで楽しく学ぶ感染対策



特定非営利活動法人イシュープラスデザイン(東京都文京区)は、2024年8月1日に新たなボードゲーム型プログラム「感染クラスター8」を発表しました。これは、介護福祉施設向けの感染対策やBCP(事業継続計画)訓練をより効果的に実施できるツールとして位置づけられています。

ゲーミフィケーションを導入


「感染クラスター8」は、従来の座学研修と異なり、ゲーミフィケーションの手法を取り入れています。楽しみながら学ぶことができるため、参加者は自然に感染対策の知識を習得できます。ゲーム終了後には、専門家によるレクチャー動画が用意され、学びを深めることが可能です。プログラム全体で約90分の学習時間が確保されており、短時間で新しい知識を得ることができます。

利用方法の多様性


このプログラムは、以下の2つの方法で活用できます。

1. ファシリテーター資格の取得: 各法人や施設の担当者が資格を取得し、独自の研修を実施できます。ウェブツールも提供され、簡単に研修記録や感染対策指針を作成することが可能です。
2. 研修依頼: イシュープラスデザインに研修を依頼し、企画から運営までサポートを受けることができます。オンラインプログラムの準備も進めており、対面での研修が難しい場合でも対応可能です。

背景にある社会的な課題


新型コロナウイルス感染症の発生以降、介護福祉施設では多くの感染クラスターが報告されています。入居者の感染や職員のシフト編成の困難さ、さらには入居者の生活の質の低下など、感染拡大がもたらす影響は多岐にわたります。特に、長期間にわたる感染対策の負担は職員の心身に悪影響を与えていると言われています。

4類感染症として位置づけられたこの状況を踏まえ、介護報酬改定により感染対策が義務化されたことは、このプログラムの開発を促進しました。感染対策に関する知識と実際の行動が求められているなか、手軽に研修を実施できるツールを提供することが急務となっています。

プログラムの具体的な内容


「感染クラスター8」には、以下のような具体的なコンテンツが含まれています。

  • - 感染クラスター対策シミュレーションゲーム: 参加者は、感染症クラスターが発生した架空の介護施設内での対応を模擬体験します。チームワークを駆使して、感染拡大を防ぐためのアクションを考え出すことが求められます。
  • - 専門家によるレクチャー動画: ゲームを通じて得た知識を深めるため、専門家による詳細な解説を視聴することができます。
  • - ウェブツールによる記録管理: 行政の監査に対応するために、研修記録や感染対策指針などを簡単に作成できるツールが用意されています。

参加が推奨される方々


このプログラムは以下のような方々に特におすすめです。
  • - 感染対策研修を任されたが進め方がわからない方
  • - 過去にクラスターが発生し、再発防止を望む方
  • - 自施設でも感染拡大が心配な方

また、リリース記念の特別価格でファシリテーター資格が提供されるため、興味がある方はぜひこの機会を逃さないでください。

開催イベント


「感染クラスター8」のリリースを記念したイベントが2024年8月24日に大阪で開催されます。対面でのプログラム体験ができる貴重な機会ですので、参加を検討される方は詳細を確認し、お申し込みください。オンライン参加も可能です。

お問い合わせ


「感染クラスター8」に関する取材やコラボレーション企画についての問い合わせは、担当者までご連絡ください。多くの介護福祉施設にとって、このプログラムが感染対策の一助となることを期待しています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン
住所
東京都千代田区神田神保町1-21-3神田モーリビル3階
電話番号
03-6273-7673

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