アジアクエストがAutodesk DevCon 東京 2025に登壇
アジアクエスト株式会社は、2025年7月17日、東京都で開催された「Autodesk DevCon 東京 2025」に登壇し、デジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマにしたセッションを実施しました。このイベントは、AIやIoT、クラウド技術を駆使した業界最前線の成果を共有する貴重な場です。
イベントの概要
「Autodesk DevCon 東京 2025」は、Autodesk Platform Services(APS)を活用し、さまざまな企業がデジタル技術をどのように実践しているのかを紹介する場です。本イベントには、Autodeskの技術者によるセッションに加えて、APS認定パートナー企業のケーススタディも発表され、技術の進化について具体例をもとに知見が深められました。
アジアクエストは、国内で現在4社しかないAPS認定パートナーのひとつです。主に建設業界のDXを推進している同社は、自社の技術を通じて業務の効率化と生産性の向上を目指しています。
開催日時と会場は以下のとおりです。
- - 日時: 2025年7月17日(木)10:30~17:25
- - 会場: 虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)
アジアクエストのセッション内容
登壇したアジアクエストは、「BIM/データ蓄積はAIエージェント活用の出発点」というテーマで発表。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)とAIエージェントの統合による業務変革の具体的なケースを4つのストーリーに分けて紹介しました。それぞれのストーリーは、従来の技術やプロセスがどのように変わりつつあるかを明らかにしました。
提示されたアジェンダ
1. アジアクエストの紹介
2. APS活用事例
- 視覚化を促進するViewerの使用
- 設計マネジメント基盤の統合
- 施工現場におけるデータ管理
- 維持管理段階の情報資産化
3. AIエージェント
- ソリューションの概略
- 建設業界におけるデータ利用の課題
- AI活用のための必要条件
4. BIMとAIエージェントの実装例
- 設計支援エージェントによる早期合意形成
- 自律型設計レビューエージェントによるフィードバック管理
- 行動提案エージェントによる現場可視化と意思決定支援
- データを基盤にした維持管理エージェントによるスマート保守
登壇者プロフィール
発表を担当したのは、アジアクエストのデジタルイノベーション部に所属する小甲達也サブマネージャーです。新卒で入社以来、大手顧客のDXプロジェクトを推進。BIM/CIMの推進や、AIを用いたプロジェクトに多く携わり、技術のインテグレーションを駆使した業務変革を実現しています。
アジアクエストの今後
アジアクエストは今後も、Autodesk APS認定パートナーとして、建設業界や製造業界の人手不足や効率化、生産性向上に向けたDX支援を強化していく構えです。この取り組みを通じて、業界のさらなる進化を目指します。
Autodesk Platform Services(APS)について
APSは、Autodeskが提供するクラウドを基盤とした開発者向けプラットフォームであり、デザインやデータを活用できるWeb APIを多数提供しています。これにより、設計から製造業務にわたる様々なツールの開発やデータ管理が円滑に行える環境を整えています。
アジアクエストは、顧客のDXに必要なコンサルティングからシステム設計、開発、運用まで、一貫した支援を行い、デジタル技術を駆使して顧客のビジネスモデルを効果的に活かすためのプロジェクトを推進しています。