システック沖縄が「Resalio Lynx 300」を導入
株式会社システック沖縄が、アセンテック株式会社製のUSBシンクライアント「Resalio Lynx 300」を導入したというニュースが話題だ。この導入は、BCP (Business Continuity Plan) 対策として行われたもので、リモートワークの推進に貢献することが期待されている。
導入の背景と必要性
2020年以降、世界は新型コロナウイルスの影響を受け、リモートワークが急速に普及した。システック沖縄も、開発者の仕事が自宅で行えるような環境が求められるようになった。しかし、当初使用していたデスクトップ型PCを自宅に持ち帰るには、現実的な問題があった。そこで、リモートアクセスソリューションの導入を検討することになった。
セレクションの理由
システック沖縄が「Resalio Lynx 300」を選択した理由は、以下の点に集約される。
1. アセンテックの迅速な対応
2. 希望する数量を確保できる早い納期
3. コスト面での大きなメリットと充実したサポート
これらの理由により、システック沖縄はアセンテックの製品を導入する決断を下した。
導入の効果
「Resalio Lynx 300」の導入により、以下のような効果が期待されている。
- - BYOD(Bring Your Own Device)の実現:これにより、本体と端末のコストを削減できる。
- - セキュリティの確保:継続的なアップデートを通じてリモートアクセスツールのセキュリティ性が担保される。
- - 効率的な運用:サブスクリプション形式での運用により、よりフレキシブルなビジネススタイルが実現される。
「Resalio Lynx」シリーズについて
テレワークが普及する中、エンドポイントのランサムウェアや情報漏洩のリスクは増大している。アセンテックでは、これらのリスクに対応するため、仮想デスクトップ(VDI)向けのエンドポイントとして、「Resalio Lynx」シリーズを提供している。
Resalio Lynx 300
「Resalio Lynx 300」は、USBを挿すだけで安全に仮想環境への接続が可能なUSBシンクライアントソリューションである。PCのハードディスクには全くアクセスせず、メモリ上でのみ動作するオンメモリファイルシステムを採用している。これにより、マルウェア感染のリスクを回避することができる。
Resalio Lynx 700
さらに、「Resalio Lynx 700」は、低コストで既存のPCをシンクライアントに変身させるソフトウェアディファインド・シンクライアントである。これにより、既存のWindows PCを安全なシンクライアント端末として一元管理できるようになる。
アセンテック株式会社の企業理念
アセンテック株式会社は「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイル変革に貢献する。」という企業理念を掲げている。仮想デスクトップに関連する製品やサービスの開発、販売を中心に、サイバーセキュリティ対策やクラウドサービスなどの事業を展開している。これにより、持続可能な社会の実現にも貢献していく方針だ。
最後に
システック沖縄が「Resalio Lynx 300」を導入することで、リモートワークの環境が大きく変わろうとしている。今後のビジネスの現場で、シンクライアントがどのように活用されていくのか、目が離せない。
詳しい内容は
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