新しい視点で理解
2018-10-25 11:01:33
新しい視点で部下を理解する!映像で語る20代の本音とは?
新たなコミュニケーションの扉を開く映像プロジェクト
20代と40代の立場を逆転
株式会社Wが制作したプロモーション映像は、20代若手社員とその上司の立場を入れ替え、普段彼らが話せない本音を引き出す試みです。2023年に公開されたこの映像企画は、若手社員が上司としての発言権を持ち、元上司が部下としてその意見に耳を傾けるという新たなアプローチを採用しました。
20代の本音を知りたい
ご存知の通り、20代の若手社員は上司に対して、率直に意見を述べることが難しいと感じています。実際に行われた調査結果の中には、「コミュニケーションが憂うつな相手」は上司が47%と最も高いことが示されています。この数字からも、上司を前にしての本音はなかなか言えないという若手社員の思いが伺えます。
この状況を打破するために、株式会社Wは「部下が上司として意見を述べる」ことで、彼らの考えをより理解しようと試みました。映像の中では、若手社員が普段言えない思いや上司に対する不満を直に語る姿が記録されています。
逆転の発想がもたらす変化
実際に、この企画はイートラスト株式会社の協力のもと実施されました。撮影では、若手社員が上司の立場で業務に取り組みつつ、元上司は部下としてサポートを行う様子がドキュメンタリー形式で収められています。この体験を通じて、二人はどのように互いの理解を深めていったのでしょうか?
映像の中では、若手社員が元上司に対して「普段、あなたのこういうところが気になっていました」と率直に指摘するシーンが映し出され、元上司が驚く様子が見られます。この本音のぶつかり合いは、観る者の心に響くものです。
本音のコミュニケーションが生む成果
映像のクライマックスは、社長への上半期報告プレゼンテーションです。若手社員がまとめたプレゼンに対する反応や、その準備の過程で生まれるリアルなコミュニケーションは、参加者全員にとって新たな発見をもたらしました。結末は視聴者の目で確認してもらいたいところですが、確実に20代と40代の世代間のギャップを縮める機会となったようです。
書籍の紹介
この映像に関連して、著書『誰も知らない!20代の動かし方〜現代の若者に言うべきこと、言ってはいけないこと〜』も発売されました。著者は若山雄太、彼の経験を基に20代の特性を解き明かし、マネジメントに必要なヒントを提供しています。書籍はきずな出版より発売中で、特設サイトも用意されています。
さいごに
この映像は、世代間のコミュニケーションを円滑にし、より良い職場環境を作る第一歩として大きな意義を持っています。上司と部下の関係が次第に変わっていく様子は、多くの企業が直面している課題を反映しており、ぜひ多くの人に見ていただきたい作品です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社W
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-1TH-1ビル2階
- 電話番号
-
03-6434-7771