ISUM設立の意義
2013-12-17 12:01:09

音楽特定利用促進機構(ISUM)設立によりブライダルの音楽利用が簡素化

音楽特定利用促進機構(ISUM)の設立



最近、結婚披露宴や二次会パーティーなどのブライダルイベントにおいて、市販楽曲の利用が一層増加しています。そんな中、一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)が設立されたことは、音楽の利用に関する新しい取り組みとして注目されています。

ISUM設立の背景



ブライダル市場においては、挙式や披露宴での音楽演出が欠かせない存在です。しかし、商業音楽を使用する際には、数多くの権利者からの許可を得る必要があります。このプロセスが煩雑でコストもかかるため、利用者からは一元的な窓口の設立が期待されていました。ISUMは、このニーズに応えるために設立された機関で、商業音楽の適法利用を促進するためのワンストップシステムを提供しています。

利用可能な楽曲のスキーム



ISUMの仕組みにより、ブライダルシーンで使用できる音声や映像コンテンツ用に約500曲の市販楽曲が選定されています。日本レコード協会の協力を得て、各レコード会社から許可を受けた楽曲を提供します。特に、結婚式で人気のヒット曲やスタンダード曲が中心に選ばれており、利用者からのリクエストを基に楽曲の追加も行っていく方針です。

ISUMのワンストップ・システム



ISUMの提供するワンストップサービスでは、楽曲の利用申請から、必要な料金の代行収受、そして正式な利用者に対する認証管理までがスムーズに行われます。これにより、権利者への適切な料金支払いが確保され、正しい手続きで合法的に音楽を利用できる環境が整います。また、著作権管理団体や日本レコード協会を通じて、権利者への支払いも適切に行われます。

日本レコード協会から期待の声



一般社団法人日本レコード協会も、ISUMの設立に対し高く評価しています。同協会は、音楽の適正利用が浸透し、バンデにふさわしい音楽を安心して利用できる環境の創出に期待を寄せています。音楽が幸せな門出を彩る重要な役割を果たすことに注目し、今後さらに音楽利用の意識が広がることを願っています。

ISUMの代表者について



ISUMの代表理事であるアレクサンダー・アブラモフ氏は、音楽業界における長いキャリアを持つ専門家です。1950年に東京に生まれた彼は、上智大学を卒業後、音楽・エンターテインメントに関わるさまざまな職務を経て、音楽業界において確固たる地位を築いてきました。特に、ブライダル音楽利用の重要性を強く認識し、仕組みの整備に尽力してきた経歴があります。

このように、ISUMはブライダルシーンでの音楽利用に新たな進展をもたらし、今後の音楽文化の発展に寄与することが期待されます。

会社情報

会社名
一般社団法人音楽特定利用促進機構
住所
東京都渋谷区渋谷2-10-15 NV1 BLDG.9階
電話番号
03-6427-4442

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。