地域の安心・安全を支える防災ソリューションを提案する展示会

自治体・公共Week 2025での防災ソリューションの展示

2025年7月2日から4日の3日間、東京ビッグサイトにて「自治体・公共Week 2025」が開催されました。このイベントには全国の自治体、公共団体、及び関連事業者が集結し、地域ぐるみでの課題解決に向けた製品やサービスが一堂に展示されました。実際の来場者数は21,300人を超え、多くの人々が地域防災に興味を寄せていました。

表示灯株式会社の取り組み

愛知県名古屋市に本社を置く表示灯株式会社は、この展示会の中で「第4回地域防災EXPO」に出展しました。ここでは主に、防災分野での認知度向上を目的とした新たなドキュメントやデモを展示しました。

特に注目されたのは、沖縄県石垣市でも導入が進められている多言語対応の災害警報システム「NAVIアラート」です。このシステムは、パソコンやスマートフォンを利用して簡単に操作でき、迅速な発報を実現するものです。ブースでは実機が展示され、来場者がその機能を直接体験することができました。

さらに、災害避難所でのスマートフォン充電管理ができるシステム、防滑製品、夜間でも視認性が確保できる蓄光素材の体験コーナー等、多角的な防災ソリューションが紹介され、来場者の関心を引いていました。

未来へ向けた取り組み

表示灯株式会社は、「NAVIアラート」を中心にICTやサイネージ技術を有効活用し、地域の安心と安全の確保を目指し続けています。将来的には、地域社会におけるより持続可能な社会の実現に向けて貢献していく意向を示しています。

その一環として、展示内容には現在開発中の「Naviリュック」も含まれています。このリュックは情報発信ができる機能を持ち、地域住民や訪問者に向けて重要なメッセージを届ける役割を果たすことが期待されています。

展示会は、地域の防災意識を高め、協働によるいざという時の備えを強化する手段として重要な役割を果たしています。今後も、こうした取り組みが地域社会の安全向上に寄与することが望まれます。