徳島大正銀行のDX進化
2025-03-11 08:49:56

徳島大正銀行がDX推進のために「GrpMail」「WebFile」を導入開始

徳島大正銀行が「GrpMail」と「WebFile」を導入



ココペリグループのキー・ポイント株式会社が提供する、メール共有管理システム「GrpMail」とファイル送信・共有サービス「WebFile」が、徳島大正銀行で2025年3月11日より使用を開始します。この導入により、同銀行は業務のデジタル推進と情報セキュリティの強化を図ることが期待されています。

導入の背景


近年、金融庁はデジタル化の促進とリスク管理強化を重要視する指針を発表しており、金融商品取引業者に対しては、電子業務履行の適正さやシステムリスク管理、顧客資産保護に関する詳細な基準が設けられています。この背景を受けて、徳島大正銀行は「GrpMail」と「WebFile」を導入する運びとなりました。

「GrpMail」では、各営業店で共有メールアドレスを利用することで、個人のアドレスに依存するリスクを軽減できます。また、「WebFile」との連携により、従来のPPAP方式に代わる安全なファイル送受信を実現します。

「GrpMail」の機能


「GrpMail」は、複数のユーザーが一つのメールアドレスを共有することで、業務の効率化と安全性を同時に確保する画期的なシステムです。主な機能には以下のようなものがあります。

  • - 権限別管理: ユーザーごとに適切な権限を設定し、組織内でのメール共有を安全に行います。
  • - 上長承認機能:外部への送信時に上司の承認が必要な設定が可能です。
  • - タグ管理: メールにタグを付けることで、簡単に検索や整理ができます。
  • - 放置メール警告: 未対応のメールがある場合にアラートが出るシステムです。
  • - 対応履歴管理: 誰がメールにどのように対応したかを記録し、透明性のある運用をサポートします。
  • - 通報機能: 不審なメールを管理者に報告できる機能で、サイバー攻撃リスクの低減にも寄与します。

このような機能は、特に金融機関において高いセキュリティと効率性が求められるため、非常に有用です。

「WebFile」の機能


「WebFile」は、企業間の大容量ファイルの送受信を簡素化し、ストレージ管理も同時に行えるサービスです。特徴的な機能は以下の通りです。

  • - PPAP対策: セキュアな環境でファイルを送付・受取できます。
  • - 一斉送付機能: 異なるファイルを同時に多数の受取人に配送可能です。
  • - 上長承認機能: ファイル送付前に上長の承認を得る設定ができます。
  • - パスワードロック: ワンタイムパスワード等を設定して、送受信するファイルのセキュリティを強化します。

このように、両サービスは業務の効率化を図るだけではなく、セキュリティや情報管理の強化にも大きく寄与します。

今後の展望


キー・ポイント株式会社の代表取締役である大西正晃氏は、今回の導入を通じて金融機関としての適応性を更に高めていくことを強調しました。今後も20年以上にわたり積み重ねてきた実績とセキュリティ対策を強化し、より多くの金融機関に安心してサービスを利用してもらえるよう努めていく考えです。

「GrpMail」と「WebFile」の導入は、徳島大正銀行のデジタル化を進める重要なステップとして位置付けられ、全国の企業や金融機関への技術提供を広げる基盤ともなります。高まるデジタル化のニーズに応えるべく、キー・ポイントは今後もサービスの充実を図り、多様な業界への展開を進めていきます。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社ココペリ
住所
東京都千代田区紀尾井町3-12紀尾井町ビル11階
電話番号
03-6261-4091

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。