九州で盛況を博した猛暑対策展の全貌と今後の展望
2023年6月18日と19日の2日間、マリンメッセ福岡にて「第6回九州猛暑対策展」が盛大に開催されました。この展示会は、一般社団法人日本能率協会(JMA)が主催し、特に関心の高まる熱中症対策の重要性を反映したイベントとして注目を集めました。
2025年施行の労働安全衛生規則改正
背景には、2025年6月1日から施行される厚生労働省による労働安全衛生規則の改正があります。この法律では、気温が31℃を超える作業環境での熱中症対策が企業に義務付けられるため、企業の熱中症対策へのニーズが急速に高まっています。
今回の展示会には、昨年の44社から大幅に増えて81社が出展。来場者数は、同時開催の「九州建設開発総合展2025」や「九州災害リスク対策推進展2025」などと合わせて6,374名に達しました。
様々な熱中症対策商品が展示
会場内は、製造や建設、物流などの現場向けに開発された業務用の「大型冷風機」や「ウェアラブルデバイス」が注目の的。さらに、「空調機能付き衣類」や「水の循環で身体を冷やす衣類」、「ペルチェ素子を用いた電子冷却グッズ」といった、一般生活に役立つ暑さ対策グッズの展示が前回以上に増加しました。
この展示会の様子はテレビのニュースや情報番組でも多数取り上げられ、出展製品や会場の雰囲気が広く報道されました。利用者からの関心も高まり、商業的な影響を及ぼす重要な機会となりました。
次回の開催予定
次回の「九州猛暑対策展」は、2026年6月24日(水)と25日(木)に再びマリンメッセ福岡で開催される予定です。出展の受付は2025年秋から開始されるとのこと。さらに、次の展示会として、7月23日(水)から25日(金)の3日間、東京ビッグサイト東7ホールで「第11回猛暑対策展」が行われる予定です。ここでは、今年の猛暑対策のトレンドを体感することができます。
安全な環境作りへの取り組み
JMAはこの展示会を通じて、正しい熱中症対策と暑さ対策についての啓蒙活動を進めると同時に、誰もが安心して働き、快適に過ごせる環境作りを目指しています。今後の取り組みにも期待が寄せられています。
公式サイトのリンクも合わせてチェックして、最新情報をゲットしてください:
猛暑対策展公式サイト
お問い合わせ先
一般社団法人日本能率協会 九州猛暑対策展事務局:田中
郵便番号:105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
電話番号:03-3434-1988
E-mail:
[email protected]