廃校が変貌！熊本の山鹿市に新しい拠点「YAMAGA BASE」が誕生予定

廃校から生まれる新たな拠点「YAMAGA BASE」

熊本県山鹿市にある元千田小学校が、2024年4月に新たな活動拠点「YAMAGA BASE」として生まれ変わります。敷地面積は30,000㎡以上、コワーキングスペースやシェアオフィス、宿泊施設など多様な施設を備え、地域活性化のための新たな試みが始まるのです。

山鹿市の立地と魅力

山鹿市は、熊本県北部に位置し、観光名所の宝庫です。温泉の湧出量は全国でも有数で、地元の人々から高い評価を得ています。その美しい自然に囲まれた環境は、都心の喧騒を離れ、心身共にリフレッシュできる場として魅力的です。さらに、周囲には温泉旅館やゴルフ場、歴史的なスポットが豊富にあり、訪れる人々を惹きつけます。

しかし、山鹿市も他の地方都市と同様に、人口減少と産業の衰退に直面しています。ここで「YAMAGA BASE」が登場し、地域課題解決の新たなモデルとなることが期待されています。

iReactionベースの新しい取り組み

「YAMAGA BASE」の最大の特徴は、iReactionという概念に基づいた地域課題の解決を目指す点です。この「iReaction」は、innovation（イノベーション）、recreation（レクリエーション）、education（教育）、association（協働）、communication（コミュニケーション）の頭文字を取ったもので、地方の若者や企業、さらには訪問者が共に新たな価値を創造するための活動が行われます。

1. イノベーション

「YAMAGA BASE」では、起業家や経営者が互いに学び、支え合うコミュニティとしての役割を果たします。また、国内外の優れたビジネスモデルや情報を共有することで、地域の事業者の発展を促すことを目指します。

2. レクリエーション

仕事の合間に自然と触れ合いながら心身をリフレッシュするための施設も充実。多種多彩な運動施設や宿泊スペースが利用可能で、都市と変わらない働き方や余暇の楽しみ方を提供します。これにより、地域の農業とも連携し、持続可能な発展も推進していきます。

3. 教育

また、教育面でも国際的な人材育成に力を入れます。過去の国際交流活動に触発され、海外の学生との交流を図りながら、地元の若者たちがグローバルな視点を持つリーダーへと成長する手助けをします。

4. 協働

地域でのマルチワークの促進や新しい働き方の創出に対する雇用の受け皿を提供することも重要です。地域との連携を強化し、共に成長していくことを目指します。

5. コミュニケーション

ここでの真の地域創生は、地域住民やビジネスが一体となることが不可欠です。「YAMAGA BASE」はその拠点となり、持続可能な地域発展を目指す設計がなされています。

まとめ

閉校を迎えた千田小学校は、143年の歴史があります。その場所を新たに生まれ変わらせる「YAMAGA BASE」は、地域住民の一体感を再生し、そしてこれからの地域の未来を担っていく拠点となることでしょう。「YAMAGA BASE」は山鹿市から日本を見据える新しいスタート地点として、おおいに期待される施設です。地域の課題に対抗し、新たな挑戦をする舞台として、多くの場面で活用されることを願っています。

興味のある方はぜひ、やまがBASE株式会社にお問い合わせください。