ダイセル、酢酸セルロース3Dプリント造形でブラインドサッカー大会トロフィー制作！自然に還る素材でサステナビリティを体現

ダイセル、酢酸セルロース3Dプリントでブラインドサッカー大会トロフィー制作！

ダイセル株式会社は、7月4日（木）から開催される「ダイセルブラインドサッカージャパンカップ 2024 in 大阪」に、MIP（Most Impressive Player）賞の記念品として、同社の素材「CAFBLO®」を用いたトロフィーを提供すると発表しました。

「CAFBLO®」は、木材や綿花などの非可食バイオマス由来のセルロースと酢酸から得られる酢酸セルロースに非フタル酸系可塑剤を配合した自然に還る素材です。海洋生分解性を有し、マテリアルリサイクルも可能なバイオマスプラスチックとして注目されています。高い透明性と抗菌性も特徴です。

今回のトロフィーは、「CAFBLO®」の3Dプリント造形技術を活用し、ブラインドサッカー選手の意見を反映して制作されました。晴眼者と視覚障がい者ともに、見て触って楽しめるよう、趣向を凝らした造形となっています。

トロフィーのデザインは、NPO法人日本ブラインドサッカー協会のビジョン「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会」を体現しています。異なる要素が混ざり合い、ダイナミックに溶け合う様子が立体的に表現されています。

ダイセルは、今回のトロフィー提供を通じて、サステナビリティへの取り組みを積極的に推進していく方針です。