小田急電鉄が手話リンクを導入
東京都新宿区に本社を置く小田急電鉄株式会社は、2026年4月16日より、聴覚や発話に困難を抱えるお客さまとの円滑なコミュニケーションを実現するため、鉄道業界では初めてとなる「手話リンク」を導入することを発表しました。この取り組みは、一般財団法人日本財団電話リレーサービスが提供し、小田急線の16駅と当社ホームページのお問い合わせ窓口で利用可能となります。
手話リンクの仕組み
「手話リンク」は、遠隔地にいる手話通訳オペレーターを介して、小田急の駅係員とお客さまとの間で双方向のコミュニケーションを実現するサービスです。これまで、聴覚や発話に困難のある方は主に筆談でのやり取りが中心でしたが、このサービスにより、手話を通じてよりスムーズな会話が可能となります。
駅では、改札口付近に掲出される二次元コードをスマートフォンで読み取ることで、手話通訳オペレーターに接続され、簡単に利用することができます。使用にあたっては事前の登録や難しい操作は不要で、お客様はインターネット通信料のみ負担すればサービスを利用できます。
利用シーンと便利さ
手話リンクは、切符の購入や精算に関する質問、体調不良時の迅速な応答が必要な際など、幅広いシーンでご利用いただけます。また、当社のホームページにも同サービスにアクセスできるリンクが用意されており、自宅や外出先からも手話によるお問い合わせが可能となっています。これにより、お客様はより安心して移動できる環境が整えられていると言えるでしょう。
アクセシビリティ向上の取り組み
小田急電鉄は「誰もが安心して移動できる鉄道」を目指し、これまでもバリアフリー設備の整備や駅係員によるサポート体制の充実を図ってきました。手話リンクの導入は、そうした取り組みの一環として位置づけられ、今後もデジタル技術の活用や外部機関との連携を通じて、お客様のニーズに応じたサービス向上に努めていく方針です。
サービス詳細
以下に手話リンク導入の基本情報をまとめました。
1.
導入日: 2026年4月16日(木)
2.
サービス名: 電話リレーサービス「手話リンク」
3.
提供機関: 一般財団法人日本財団電話リレーサービス
4.
利用方法: 駅に掲出する二次元コードまたはホームページのバナーからアクセスし、テレビ電話機能で手話通訳オペレーターと接続。
5.
料金: 無料(インターネット通信料のみお客様負担)
6.
導入駅: 南新宿、梅ヶ丘、百合ヶ丘、五月台、黒川、はるひ野、唐木田、玉川学園前、開成、栢山、富水、螢田、足柄、東林間、南林間、本鵠沼の計16駅
7.
お問い合わせ先: 小田急お客さまセンター(営業時間:9:00〜17:00)
小田急電鉄は、手話リンクの導入を通じて、より多くのお客様に安心してご利用いただけるサービスの提供を進めていくことでしょう。この新たな取り組みが、聴覚や発話に困難のある方々の移動を一層サポートすることを期待しています。