新感覚ミュージアム
2021-05-19 16:00:51
図鑑の新しい体験を提供する『ZUKAN MUSEUM GINZA』の魅力とは
図鑑の新しい体験を提供する『ZUKAN MUSEUM GINZA』の魅力とは
2021年7月16日に東京都銀座にオープンする『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』は、従来の図鑑を超えた新感覚のデジタルミュージアムです。デジタルとリアルが融合した空間で、訪れる人々は図鑑に掲載されている生き物たちと出会うことで、自然の息吹を実感し、学びを深めることができます。
このミュージアムの最大の特徴は、“地球の自然”を五感で体験することができる点です。来場者は、図鑑に収められた生き物たちがデジタルに可視化された空間を巡りながら、自然環境のリアルな変化を感じ取ります。例えば、昼と夜の変化や天候の影響などを体感しながら、さまざまな生態系を学ぶことができます。このように、視覚、聴覚、触覚を駆使して自然を理解することで、図鑑のページをめくる以上の学びが実現するでしょう。
新型コロナウイルスの影響を受け、外出が制限される中で、人々は「リアルな体験」の価値を再認識しています。『ZUKAN MUSEUM GINZA』では、旅行や外出が難しいこの時代に、訪れる人々に没入感のある体験を提供し、地球や自然に対する理解を深める機会を創出します。
このプロジェクトが始動したのは、東京2020オリンピック・パラリンピックの前後数年に遡ります。当初は、五輪後の新たな銀座の名所として予定されていましたが、コロナ禍の影響により、旅行を楽しむチャンスが減る中でリモートワークが進み、「おうち時間」を大切にする声が高まりました。この新しい価値観に呼応する形で、体験型のアカデミック・エンターテインメントが求められています。
また、近年ではSDGsや環境問題への関心も高まり、自然や生き物に対するリスペクトの重要性が増しています。『ZUKAN MUSEUM GINZA』は、答えるべきニーズに応じたコンセプトを持っていて、訪問者が思わず立ち止まり、自然を身近に感じることができる場となっています。
このミュージアムでは、図鑑NEOシリーズに登場する生き物たちのリアルな動きをアニメーション化し、観察のコツを学ぶことができるだけでなく、実際に足を運ぶことでしか得られない体験を大切にしています。たとえば、ヘラジカやアレクサンドラトリバネアゲハなど、さまざまな動物たちを観察することができ、普段の日常とは違う世界を体感できます。
さらに、『ZUKAN MUSEUM GINZA』の特徴的な表現方法としては、リアルな生物をイラストタッチで描くことにより、観る人のアプローチの仕方を一新しました。特に、虫など見た目が苦手な方でも安心して楽しめるよう、ただし生き物の本来の細かな特徴を生かしたデザインが施されています。また、礎となる自然環境の描写にも工夫が重ねられ、地域性に富んだ背景が強調されており、訪れる人を新たな世界へと誘います。
『ZUKAN MUSEUM GINZA』のプロジェクトは、創業100周年を控えた小学館の新しい挑戦でもあります。コンテンツ監修を担当する北川吉隆氏は、図鑑を通じて学びや好奇心を広げることができる機会を提供し続けてきた小学館の伝統を引き継ぎ、革新的な挑戦を実現すると語っています。
このミュージアムでは、図鑑学習の手法を拡張し、創造力を高める場所として、来館者に新たな知識を提供する場となることを期待されています。鑑賞するだけでなく、リアルな体験を通じて知識を深め、自然環境への理解を高める「アカデミック・エンターテインメント」を実現する場として、多くの人々に愛される施設となることが目標です。
来たるオープンに向け、今後もさまざまな情報が公式サイトやSNSで発信されています。興味のある方はぜひチェックして、新しいミュージアムの世界に足を踏み入れてみてください。興奮と発見に満ちたこの場所で、ぜひ生き物たちとの出会いを楽しんでほしいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社サニーサイドアップグループ
- 住所
- 千駄ヶ谷4-23-5JPR千駄ヶ谷ビル
- 電話番号
-
03-6894-3232