旭化成ホームズが発表した「LONGLIFE AEDGiS」
旭化成ホームズ株式会社が新たに導入した防災情報システム「LONGLIFE AEDGiS」は、非常時の顧客支援を大幅に強化しています。このシステムは、被災後に自宅の自己点検を促し、その結果を基に迅速に対応を提供する仕組みです。2023年8月30日から、顧客向け会員制ネットクラブ「HEBELIAN NET.」にて運用が開始され、災害時のコミュニケーションの質を向上させています。
新サービスの特徴
1. 迅速な情報提供
この新しいサービスは、地震発生時や水害時において、会員の方々にお声かけメールを自動的に送信します。具体的には、震度4以上の地震が発生した際、当社からメールが届き、数時間後にもリマインド通知が送られます。また、水害に関しても、関連する警報が発表されると同様に通知されます。これにより、災害時に必要な情報をタイムリーに受け取ることが可能です。
2. 自宅の自己点検機能
震度5強以上の地震が発生した場合は、お客様がリンクを使って自宅の自己点検を行えます。問診形式で簡単に回答ができ、自宅の損傷度合いを確認することが可能です。この結果は当社に共有され、必要な対応を迅速に行うことができます。これにより、建物への不安を軽減する手助けとなります。
開発の背景
近年、日本では地震や水害が頻繁に発生しており、被害が拡大する一方です。国からも災害対策が呼びかけられる中、当社は「LONGLIFE AEDGiS」を通じて迅速な対応を可能にするためのシステムを開発してきました。特に、発災後の「建物の倒壊や破損」に関する不安を軽減するべく、自己点検を行う機能を整備しました。
利用者の声
実際にサービスを体験した顧客の93%以上が、今後もこうした災害支援サービスを活用したいとの意向を示しています。多くの利用者が安心感を得ていることからも、このサービスの重要性が伺えます。
未来に向けた展望
今後も「LONGLIFE AEDGiS」はさらなる機能拡張を目指していきます。人とITの力を融合させることで、安心で安全な生活を支えるお手伝いを続けていく方針です。また、気候変動リスクを抑えつつ、持続可能な社会の実現にも貢献していく予定です。
旭化成ホームズは、これからも「いのち・くらし・人生」を支える商品やサービスを提供し続ける努力を惜しまないでしょう。