TRANCITY進化!3Dデータ融合
2024-06-27 14:59:09

TRANCITYが進化!Google Mapsの3DデータとBIM/点群を融合し、デジタルツインをさらに強力に

TRANCITYが進化!Google Mapsの3DデータとBIM/点群を融合し、デジタルツインをさらに強力に



CalTa株式会社は、提供するデジタルツインソフトウェア「TRANCITY」のアップデートを発表しました。今回のアップデートでは、Google Maps Platformの「Photorealistic 3D Tiles」に対応し、高精細な3D地理データとBIM/CIMモデルや点群データを重畳表示することが可能になります。

従来のTRANCITYでは、スマートフォンやドローンで撮影した動画データから自動生成された3Dモデルや、BIM/CIMモデル、点群データなどを電子地図上に表示していました。しかし、今回のアップデートにより、Google Maps Platformの「Photorealistic 3D Tiles」が利用できるようになり、これまで以上に精緻な3Dモデルの構築が可能になりました。

Google Maps 3Dデータとの融合で実現する新たな価値



Google Mapsの「Photorealistic 3D Tiles」は、OGC 3D Tiles形式で提供される高精細な3D地理データです。このデータとTRANCITYで扱えるBIM/CIMモデルや点群データを組み合わせることで、以下のような利点が期待できます。

周辺環境を含めた立体的な3Dモデルの構築: 都市部の施設やインフラを、周辺環境を含めてよりリアルに表現することが可能になります。
精緻なシミュレーションの実施: 3Dモデルを活用し、より現実的な状況を想定したシミュレーションを実施することができます。
リッチなイメージの醸成: 高精細な3Dデータにより、より魅力的で説得力のあるプレゼンテーションや説明資料を作成できます。

インフラ管理や建設プロジェクトを効率化する新機能



今回のアップデートでは、Google Maps 3Dデータとの融合に加えて、インフラ管理や建設プロジェクトの効率化を支援する新機能が追加されました。

点群データの差分検知機能: 異なる時期に取得した点群データの比較を行い、変化を検知することができます。これにより、現場状況の変化や進捗状況を把握しやすくなります。
干渉検知機能: 指定した範囲内の点群データや3D画像の干渉を自動検知し、課題箇所をスムーズに特定することができます。
累計延長測定機能: 複数の直線を組み合わせた累計直線距離を測定することが可能になり、より多様な現場測定に対応できます。
直角寸法測定機能: 指定した線や面に対して、垂直に寸法を測定することで、より正確な測定が可能になります。
3Dモデルからオルソ画像生成機能: 3Dモデルからオルソ画像を生成することで、2次元平面図のように距離や面積を正確に計測することができます。

ユーザーインターフェースの改善



ユーザーインターフェースも改善され、より快適な操作性を実現しました。

3D空間の簡易回転機能: 3D空間を直感的に回転させることができます。
地図上でのデータアイコン表示: 地図上でデータアイコンを表示することで、直感的にデータ検索を行うことができます。

TRANCITYは今後も進化を続ける



CalTa株式会社は、今後もユーザーニーズに対応した機能開発を進め、TRANCITYをより強力なデジタルツインソフトウェアへと進化させていきます。


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