QOL納豆菌の効果
2025-10-01 09:12:52

池田糖化工業、QOL納豆菌でストレス軽減効果を確認した臨床研究の成果

池田糖化工業、QOL納豆菌で心理的ストレスの軽減効果を確認



池田糖化工業株式会社が開発した「QOL納豆菌(R)」が、心理的ストレスの軽減に効果を示したことが、最近発表された臨床試験の結果によって裏付けられました。この研究では、ストレスを抱えやすいデスクワーカーを対象に、QOL納豆菌の摂取が心身の健康にどのような変化をもたらすかを検証しました。

研究の背景と重要性


近年、仕事に追われる労働者が日常的に感じるストレスは、労働生産性の低下や健康問題を引き起こす大きな要因となっています。このため、心理的ストレスを軽減する方法を模索することが社会的な課題となっています。QOL納豆菌(R)は、これまでの研究で睡眠の質の改善や、うつ様行動を減少させる効果があると報告されており、今回の試験においてもその効果が期待されました。

臨床試験の実施


本臨床試験は、24歳から89歳までの健康な男女108名を対象に行われ、参加者は通常のデスクワークによる疲労とストレスを実感している人々でした。試験は二重盲検のランダム化プラセボ対照試験で、8週間にわたって行われました。参加者は、QOL納豆菌を含むカプセルまたはプラセボを摂取し、試験終了後に気分の変化を評価しました。

評価項目には、Profile of Mood States 2nd Edition(POMS2)のスコアが使用され、気分状態を測定する7つの尺度が用いられました。具体的には、怒りや不安、抑うつ感などの評価が行われました。

試験結果とその考察


試験の結果、QOL納豆菌(R)を摂取したグループはプラセボ群に比べて、活力のスコアが有意に高まりました(p<0.05)。さらに、総合的気分状態のスコアはQOL納豆菌群の方がプラセボ群よりも低い値を示し、これはネガティブな気分の改善を意味します(p<0.05)。これらの結果は、QOL納豆菌(R)の摂取が活力を向上させ、心理的ストレスを軽減する効果を持つことを示唆しています。

研究者たちは、QOL納豆菌が腸脳軸を通じてストレス応答に影響を与えている可能性にも注目しました。腸内環境と精神状態の関連が明らかになれば、今後のストレス対策に新たな治療法を提供できるかもしれません。

QOL納豆菌の多様な応用


QOL納豆菌(R)は殺菌されているため、サプリメントだけでなく、各種飲料にも利用できます。バリエーションとして、お茶、コーヒー、ノンアルコールビールなどに加え、糖質オフ飲料への応用も期待されています。これにより、飲料の味覚を向上させることができるでしょう。

会社概要


池田糖化工業株式会社は、1935年に設立された会社で、広島県福山市に本社を構えています。カラメルや調味料、乾燥食品などの様々な食品加工を手掛ける企業であり、今回の研究はその技術の結晶とも言える成果です。

お問い合わせ先


本製品についての詳細や相談は、池田糖化工業株式会社食品基盤技術研究室までお問合せください。電話番号は084-957-3411です。研究者たちが、あなたの健康を支える新しい可能性についてお話ししてくれるでしょう。

このQOL納豆菌(R)の効果が広がることで、日常生活におけるストレス管理が一層進むことを期待しています。


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会社情報

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