JSSA Sapporo Pitch Award & Power Matching Booth Vol.60
2025年6月18日、札幌にて「The JSSA Sapporo Pitch Award & Power Matching Booth Vol.60」が開催されました。このイベントは、革新的なビジネスアイデアを持つスタートアップの発表の場であり、ビジネス支援のためのネットワーキングを目的としています。主催は一般社団法人日本スタートアップ支援協会で、経済産業省北海道経済産業局の協力も得て行われました。
イベントの概要
開始時刻は14時00分、終了時刻は19時30分で、参加者はおよそ120名。ビジネスの新規事業責任者やベンチャーキャピタル、報道陣などの関係者が集まり、スタートアップの成長を促す場となりました。スポンサー企業からの賞品も用意され、受賞を目指す参加者たちの熱気が感じられました。
最優秀賞の受賞者は
最優秀賞に輝いたのは、株式会社ビーフソムリエの松岡俊樹氏です。彼の企業は、近畿大学発のディープテックスタートアップとして、AIを用いて牛肉の品質を解析する技術を持つことが評価されました。この技術は、肉質や風味を可視化し、畜産業の効率化と安定化に寄与しています。
松岡氏は、「今回の受賞は、他の5社の素晴らしいピッチの中で選ばれたことに大変感謝しています。私たちビーフソムリエは、和牛の価値を海外に広めるための努力を続けていきます。」とコメントしています。
オーディエンス賞にも光
オーディエンス賞は、ShipMate株式会社の芦澤望氏が受賞しました。この企業は、訪日外国人向けの国際発送書類作成サービスを展開しており、多言語対応と自動化を進めています。彼は受賞の際、スポンサー賞をはじめ多くの支援を受けたことに感謝の意を示しました。
スポンサー賞も多彩
イベントではさらに多くのスポンサー賞が授与され、多様なビジネスが評価されました。これにより、各企業間のネットワーキングも進み、さらなる成長への期待が高まります。
トークセッションにおける学び
トークセッションでは、スタートアップのリアルな成長戦略について、「資金・法務・知財の壁をどう突破するか」がテーマとなりました。各業界の専門家たちが集まり、実践的な知識と経験を参加者と共有しました。
まとめ
「The JSSA Sapporo Pitch Award & Power Matching Booth Vol.60」は、その名に恥じない成功を収め、入賞企業が発表した革新技術は今後のビジネス展開に期待を持たせるものでした。このようなピッチイベントを通じて、日本のスタートアップが次々と成長し、世界に挑む姿を見られることを楽しみにしています。次回の開催にも、今から期待が高まります。