子育てTech委員会の意識調査結果
子育てとテクノロジーに関する意識調査が、子育てTech委員会により実施されました。この調査では、母親や子どもの年齢、利用しているテクノロジーに対する満足度、さらには周囲からの反響についてのデータが集められました。特に注目すべきは、年齢による満足度の違いと、他者からの注意の受け方についての結果です。
子育てツールにおける母親の年齢
調査によると、母親の年齢が低いほど、子育て支援ツールやアプリに対する満足度が高い傾向が見られました。これは、若い母親が新しいテクノロジーを柔軟に受け入れ、便利に活用しているためと考えられます。逆に年齢が上がるにつれて、新しいサービスの利用に対する抵抗感が強くなるのかもしれません。
子どもの月齢による満足度
また、子どもの月齢が低いほど、子育てに関するツールへの満足度が高いという結果も出ました。たとえ母親の年齢が高くても、子どもが小さい場合にはツールの満足度が高まることが確認されました。これは、赤ちゃんや幼児を抱える母親が、特にサポートが必要とされる時期であり、利便性が強く求められるためかもしれません。
周囲からの反応と注意
調査では、子育てにITツールを利用している母親の約59.8%が、周囲から何らかの注意を受けていることが分かりました。特に、母親の年齢が20代の場合、50代の世代が最も注意をする傾向が見受けられました。同様に、30代母親に対しては60代の人々が注意をする傾向が強いことも明らかになりました。これは、子育て世代の祖父母にあたる世代が、伝統的な育児観を持ち続けているためだと子育Tech委員会では考えています。
このような結果は、異なる世代間での育児に対する認識の違いや、新旧の育児方法に関する価値観の相違を反映していると言えるでしょう。子育てTech委員会は、孫育て世代の考えを尊重しつつ、現代の母親がテクノロジーを活用しやすい環境を整えることが重要であると感じています。
調査概要
調査は複数の方法で行われました。カラダノートではメールマガジンを通じて、さらにファーストアセントとVOYAGE MARKETINGはそれぞれアプリ内表示を活用し、合計で410名から338名、365名のデータを収集しています。調査対象の母親は10代から50代まで、子どもは妊娠中から7歳以上まで幅広くカバーされています。
子育Techとは
子育Techは、株式会社カラダノートが2018年に発足した団体で、子育てにテクノロジーを取り入れた新しい育児のスタイルを推進しています。これまでに株式会社ファーストアセント、株式会社VOYAGE MARKETINGなどが参画し、今後のサポート企業も募集中です。
公式サイトも開設されており、詳細な情報は
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