新しい集いの場所「ながれる」誕生
2025年8月、東京都江東区に新たな集いの場「ながれる」が誕生します。この施設は、虐待や貧困、精神的な困難に直面する人々を支援するために設立され、既存の福祉の枠を超えた、誰もが受け入れられる安心の場を提供します。
「ながれる」という名前には、流れるように人々が集い、つながり、交流するという願いが込められています。この施設では、地域の方々はもちろん、街を訪れる方々が自由に出入りできるコミュニティスペースが設けられます。ここでは、キッチンなどの設備も用意されており、安心して過ごせる空間が用意されます。
開設記念イベント「ながれる、ひらく」
新拠点の開設を祝うため、2025年8月29日(金)に「ながれる、ひらく」というタイトルの記念イベントが開催されます。地域住民や関係者、一般の方々をお招きし、さまざまなプログラムが用意されています。
イベント概要:
- - 日時: 2025年8月29日(金)12:00〜20:00
- - 会場: 「ながれる」(東京都江東区富岡1-12-2)
- - 参加費: 無料
スケジュール(予定)
- - 12:00 - 開場/内覧会(パネル展示あり)
- - 16:00 - 軽食提供(無くなり次第終了)
- - 18:00 - 開設記念トークセッション
- 登壇者:
- 高橋亜美(「ながれる」所長)
- 安部良(設計担当・株式会社安部良アトリエ)
- 服部木綿子(ロフトワーククリエイティブディレクター)
- 濠うか(コミュニティマネージャー・コミュニティデザイナー)
イベントは、地域の皆さまが集まり、つながる良い機会となります。報道関係の方々にもぜひ取材をご検討いただければと思います。
「ながれる」の目的と特徴
「ながれる」は、現代社会において人と人との関係が分断されがちな中で、参加者がリラックスして過ごせる場所を提供することを目指しています。ここでは、帰る場所のない方が一時的に過ごせる宿泊スペースや、セルフケアのきっかけとなるヘッドスパルームなども備えています。
この取り組みを通じて、福祉の枠を超えた温かい空間が生まれ、人々が自分のペースで心をほぐし、自らを癒す方法を見つけられるように支援しています。
「ゆずりは」について
「ながれる」の運営を行う社会福祉法人子供の家ゆずりはは、児童養護施設や里親家庭で生活していた方々をサポートすることを目的に設立されました。困難な状況にある人々に伴走し、「安心」を提供するための活動を行っています。
具体的には、トラウマを抱える方々に向けたカウンセリングや廃棄物の問題解決、さらには地域での交流を促進するイベントなどを展開しています。特に高卒認定資格取得に向けた学習会や、ジャム製造を行う「ゆずりは工房」など、実践的な支援も行っています。
今後も「ながれる」を通じて、地域の絆を育む活動を広げていく予定です。興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてください。公式サイト:
ながれる
「ゆずりは」の詳細はこちら:
ゆずりは