学生が描くDEI
2024-10-18 18:14:26

京都女子大学の学生が企業に提案するDEIの未来像

学生のアイデアが企業を変える!



2024年10月23日、京都女子大学現代社会学部の学生たちがパナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)に対し、企業におけるダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)についてのプレゼンテーションを行います。これは、学生たちが自らの考えを通じて企業文化を豊かにする一環であり、実際にそのアイデアが制度として導入される可能性があるとも言われています。

実施概要


この企画は、京都女子大学の現代社会学部に在籍する3年生約50人が参加。彼らはワークショップを通じてDEIの概念を深く理解し、「あったらいいな」と思う企業制度を洗練させていきました。発表は、同大学のE校舎E004教室で行われ、学生たちの多様で新鮮な視点の提案が期待されています。

DEI推進の背景


京都女子大学は、社会に貢献できる女性人材の育成に力を入れています。特にジェンダー平等を重要視し、さまざまな教育プログラムを通じて現代の課題に取り組んでいます。このような背景の中で、パナソニックISとも連携し、DEIを盛り込んだ「PX(Panasonic Transformation)」の枠組みの中で、企業文化を変革していこうとしています。

両者の協力は、地域社会の発展や企業の成長にも寄与するものです。DEIを重視することは、企業にとっても新しい風を呼び込む大きなチャンスとなります。

過去の取り組み


この企画は2回に分かれて行われました。第1回では、パナソニックISの女性社員が出前講座を実施。文系出身ながらIT業界で活躍する彼らの経験に基づく講話や、多様な働き方の実現についての話がありました。その後、学生たちはグループに分かれて課題に取り組み、その成果を第2回で発表することになります。

教授の期待


現代社会学部の教授、宮下健輔氏は、「今回の取り組みを通じて、学生たちが実社会の視点から学びを深め、将来のキャリアに良い影響を与えることを期待しています」とコメントしています。学生たちには、ただ情報を受け取るのではなく、自ら考え、発信する力を伸ばしていってほしいとのことです。

DEI推進の先駆者としを学生たち


パナソニックISの人事総務部でDEI推進に携わる大原梨恵さんは、学生たちが「常識にとらわれずに自由な発想で、理想の働き方について考えてほしい」と述べています。特に、現代の働き方においてDEIの重要性が増す中、学生たちのアイデアが企業の型を変える手助けとなることを願っています。

会社概要


パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社は1999年に設立され、大阪府に本社を構えています。IT事業を基盤に「PX」を推進し、ダイバーシティとインクルージョンを企業文化として深化させるために努力している会社です。彼らの理念は「デジタルで、幸せをつくろう」。この理念こそが、学生たちの提案と合致し得る部分であり、相互に刺激を与え合っていくことが期待されています。

このような取り組みが進むことで、より多様で包摂的な社会の実現へとつながることを願わずにはいられません。若い世代の柔軟で新しい視点がどのように企業の未来を形作っていくのか、今後の展開に注目です。


画像1

画像2

会社情報

会社名
京都女子大学、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
住所
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。