「ちかくも」とLUUP連携
2025-12-12 11:50:52

杉並区の新MaaS「ちかくも」がLUUPと連携、移動の利便性向上へ

杉並区の新MaaS「ちかくも」がLUUPと連携、移動の利便性向上へ



東京都杉並区が推進する新しいMaaS(Mobility as a Service)「ちかくも」が、株式会社Luup(ループ)との連携により、移動の利便性を一層向上させる取り組みを始めました。この連携では、Luupが提供する電動キックボードや電動アシスト自転車のポート情報が「ちかくも」アプリに掲載されるようになり、公共交通機関を補完する形で利用者の移動手段が拡充されます。

連携の背景と目的


「ちかくも」は、地域の移動利便性を高めることを目指しており、サービスの利活用を通じて新たな価値の創出を狙っています。移動とその先にある活動のつながりは、地域の活性化において非常に重要です。地域内の近隣移動や自宅から駅、駅から目的地といった短距離の移動を合理的に行える手段を確保することが、利便性に直結しています。

特に、ラストワンマイルの移動手段として、電動キックボードや電動自転車の利用は利便性の向上に貢献します。今回の連携では、利用者が「ちかくも」アプリ内で、電動自転車やキックボードのポート情報を確認できるようになります。これにより、駅から目的地までの複合的な移動プランが立てやすくなります。

「ちかくも」アプリの機能


アプリ内には、LUUPのポートの正確な位置と、利用可能な電動キックボードや電動アシスト自転車の空き状況が表示されます。この機能によって、利用者は最寄りの公共交通機関に加え、最適なマイクロモビリティの選択肢を得ることができます。今後、この取り組みにより移動の選択肢が広がり、よりスムーズで効率的な移動が実現することが期待されます。

地域課題の解決と持続可能なまちづくり


Luupとヴァル研究所の連携は、杉並区民にとって便利で快適な移動体験を提供することを目指しています。今後は、更なる機能連携やエリアの拡大も検討されており、地域課題の解決に向けた持続可能な取り組みが進められます。マイクロモビリティによる新しい移動手段の実装は、交通の空白地帯を埋め、地域交通の活性化に繋がることでしょう。

会社紹介


株式会社Luup


Luupは「街じゅうを駅前化するインフラをつくる」という理念をもとに、全国のマイクロモビリティシェア事業を展開している企業です。今後は、電動シートボードやユニバーサルカーの導入も計画しており、誰もが自由に快適に移動できる社会の実現を目指しています。

株式会社ヴァル研究所


1976年に設立されたヴァル研究所は、公共交通機関のデータ提供や経路検索システムの開発で知られています。最近では、シェアサイクルなど新しいモビリティサービスへの対応を進めており、次世代の経路検索システムの開発にも力を入れています。

杉並区の「ちかくも」がLUUPと連携することで、移動に関する新しい可能性が広がります。より豊かで便利な生活を楽しむための第一歩が、この新しい取り組みから始まります。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社Luup
住所
東京都品川区西五反田八丁目9番地5FORECAST五反田WEST 7階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。