人生初の挑戦意欲とその壁
調査概要
キューサイ株式会社は、全国の40~69歳の男女600名を対象に「人生初」に関する挑戦意欲についての調査を実施しました。調査では、78.3%の人々が何か新しい挑戦をしたいと感じている一方で、年齢や体力を理由に挑戦を諦めてしまった人々の実態が浮かび上がりました。特に、65歳以降の世代では挑戦意欲が顕著に低下しており、この「挑戦の壁」がどのように形成されているのかを探ります。
78.3%が「人生初」を希望、体力がネック
調査の結果、78.3%の回答者が「いつかやってみたい人生初の体験がある」と回答しています。しかし、その一方で、35.7%が「体力や健康面の不安」を理由に挑戦できていないことが判明しました。これは、特にシニア世代において「体力」は非常に重要な要素であることを示しています。また、15.2%の人々は「年齢的にもう遅い」と感じており、心理的な障壁も存在していることがわかります。
年齢による挑戦の壁
挑戦意欲は年齢によって異なり、特に65歳を境に急激に低下することが調査で確認されました。40代前半では60%の人々が「人生初」の挑戦経験を持っており、50代でも57~59%と比較的高い数値を保持しています。しかし、65歳以上になるとこの数値は46%にまで落ち込むことが明らかになっています。この「挑戦の壁」の背後には、体力や健康面への不安が強く影響している可能性があります。
日々のセルフケアが挑戦を後押し
興味深いことに、「人生初」に挑戦している人々の87.7%が日々セルフケア(運動、食事、睡眠など)を実施しています。このことからも、日常的なセルフケアが挑戦を後押しする要因であることが伺えます。一方で、挑戦をしない層においてはその実施率は65.2%にとどまっており、22.5ポイントの差があります。これは、セルフケアを続けることで体力や精神的な壁を克服しやすく、挑戦への意欲も高まることを示唆しています。
挑戦が生む好循環
「人生初」に挑戦した結果、心にポジティブな変化をもたらすことが多いと続けて明らかになりました。調査によれば、50.2%が「心が前向き・ポジティブになった」、36.9%が「日常生活が楽しくなった」と答えています。この結果は、挑戦が個々の心理に良い影響を与えるだけでなく、さらなる挑戦意欲を引き出す効果があることを示しています。つまり、挑戦を重ねることで好循環が生まれやすいのです。
まとめと今後の取り組み
今回の調査から、多くのミドル・シニア世代が「挑戦したいこと」を持ちながらも、年齢や体力を理由に諦めている現状が浮き彫りになりました。特に65歳を境に挑戦率が急減する「挑戦の壁」が存在することが導き出されました。一方で、日々のセルフケアが挑戦を促進し、心身にポジティブな変化を引き起こす好循環を生むことが分かりました。
キューサイは「人生初を、いつまでも」を掲げ、シニア世代を応援するための情報発信や取り組みを進めていきます。年齢に関わらず挑戦を楽しむことができる社会づくりを目指し、心と身体の健康を支える製品開発にも力を入れています。