奈良のこどもレストラン
2022-06-21 15:00:07

フレンチシェフが贈る、奈良のこどもたちにラーメンを無料提供する取り組み

フレンチシェフが手がける『こどもレストラン』



2022年6月15日、フレンチシェフによるラーメン店『どうとんぼり神座』が、奈良県の児童養護施設の子どもたちを招待する「こどもレストラン」を開催することが発表されました。この取り組みは、食を通じた地域貢献の一環として、地元の子どもたちに楽しく美味しい食事の機会を提供することを目的としています。

魅力的なラーメン体験



『どうとんぼり神座』は奈良県からスタートし、現在では全国に67店舗を展開しています。創業以来、ラーメンを通じて「人々に食べる喜びと安らぎを提供する」という理念を掲げています。特に、地域のこどもたちの貧困をなくすための活動に力を入れており、「こどもレストラン」の開催はその理念を実現する重要なステップとなっています。

以前はキッチンカーを利用して直接養護施設へラーメンを届けていましたが、コロナ禍の影響で中止せざるを得ませんでした。しかし、子どもたちの笑顔や楽しいひと時を思い出に、施設近くの店舗に招待する形に切り替えて再開しました。この新しい形での開催によって、感染リスクを減らし、より安全に子どもたちを迎え入れることができるのです。

お子様たちの笑顔



実際に、来店したこどもたちの様子は大変好評でした。「ラーメンも餃子もおいしい!」「ラーメン大好き!」といった声が飛び交い、それぞれが好きなメニューを頼んでいました。中には、大人サイズのラーメンをオーダーする子どももおり、一杯目を平らげると「おかわり!」とリクエストする声も。

特に、お子様セットは大人気で、みんなが満腹になった後、感謝の気持ちを込めて「ごちそうさまでした」と声を揃えて挨拶してくれたそうです。このような温かい交流ができることが、店舗側にとっても嬉しい瞬間となっています。

社会性を育てる機会



飛鳥学院の職員もイベントに参加し、「今日は12名の児童と伺いました。子どもたちにとって外食する機会は年に数回なので、みんな朝から「ラーメンの日!」と楽しみにしていました。こうした機会は、思い出作りやマナー、社会性を身に付ける良いチャンスでもあると思います」と感想を述べました。子どもたちにとっても、このような体験は大きな価値を持つと感じられているのです。

今後の活動



『どうとんぼり神座』は、今後も地域の子どもたちを招待する「こどもレストラン」を継続して実施する予定です。具体的には、柏木店での開催日時は6月20日、26日、7月2日、3日などで、他の店舗でも様々な日程でイベントを予定しています。これにより、多くの子どもたちに美味しい食事を楽しんでもらう機会を増やしていく方針です。

創業者の理念と店舗の魅力



『どうとんぼり神座』は1986年に創業され、創業者の布施正人氏がフレンチレストランのオーナーとして培った技術を生かし、「おいしいラーメン」を生み出しました。秘伝のスープに新鮮な白菜と豚バラ肉を使用したそのラーメンは、多くの人々に愛され、特に女性が安心して利用できる明るく清潔な店舗作りが評判です。

美味しいラーメンを通じて地元のこどもたちに寄り添うこの取り組みは、これからの社会貢献の一例として大変注目されています。

会社情報

会社名
株式会社理想実業
住所
大阪府大阪市北区中之島3丁目6番32号ダイビル本館17F 1706号室
電話番号
06-6441-3790

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