チケット見逃し防止アプリ「Freax」の最新情報
チケット見逃し防止アプリ「Freax」を運営する株式会社Spectraが、新たに資金調達を行ったことを発表しました。これにより、アプリのさらなる発展と人材の強化を進める意向が示されています。
資金調達の目的
今回の資金調達は、主に「Freax」の事業成長を加速するプロダクト開発と人材採用に使用される予定です。まず、iOSアプリの機能拡張を進め、加えてAndroidアプリやWeb版もリリースする計画があります。また、組織の基盤強化については、プロダクト開発チームの拡大に加えて、マーケティングやエンジニアリングなど、その他の職種でも積極的に採用を進める方針です。
エンタメ市場の変化
現在、音楽市場ではストリーミングサービスの普及が進んでおり、ライブやグッズの市場が急成長しています。この変化を踏まえて、Spectraはアーティストとファンの接点を強化するため、「Freax」のさらなる進化を急いでいます。「Entertainment × Technology」の観点から、テクノロジーとデータを活用して音楽業界に関わる全ての人々が直面する課題の解決を目指します。
採用ポジションについて
Spectraは現在、CTO、技術顧問、iOSエンジニア、Androidエンジニア、マーケターといったポジションで積極的な採用を進めています。また、詳細な求人情報は
こちらのリンクからご確認いただけます。
「Freax」とは何か
「Freax」は、2019年5月にサービスを開始し、アーティストとファンをつなぐ役割を果たしています。創業者は、ライブへの集客難やアーティスト情報の追跡の難しさから着想を得て、このアプリを開発しました。ユーザーはスマホを通じて、ストリーミングサービスの視聴データに基づくプッシュ通知を受け取り、ライブやフェス情報を一元的に管理できます。
ユーザーの反響
アプリのリリース以来、多くの音楽ファンから好評を得ています。リリースから5ヶ月で、5,300組以上のアーティストが登録されており、1ユーザーあたり平均19組のアーティストをフォローしているというデータも報告されています。プッシュ通知に対する許諾率も約80%となっており、ファンに重宝されている証拠です。
今後の展開
今後も「Freax」は、アーティストとファンのつながりを深めるために新たな機能を追加していく予定です。具体的には、チケット購入の簡素化やファン活動のログ管理など、ファンがライブ活動をよりスムーズに行えるような機能を開発します。
さらに、利用者の行動データを活用したデータソリューション提供や、アーティストやレコード会社のデジタル化支援も行う計画です。ECサイトやSNSの運営、さらには音源配信やライブ企画のサポートなども視野に入れているとのことです。
株式会社Spectraの概要
Spectraは、アーティストやイベント業界の専門家で構成されたエンターテイメント×テクノロジー企業として、アーティスト情報の提供を通じてファンの体験を向上させ、音楽業界全体の発展に貢献することを目指しています。所在地は東京都渋谷区で、代表取締役は浅香直紀氏。
最後に
「Freax」は、ライブをもっと楽しむためのツールとして、これからもその機能を拡充し続けるでしょう。音楽ファンにとって、見逃せない情報をしっかりとキャッチするための強力なパートナーとなることを期待しています。