三菱地所株式会社が運営するコーポレートベンチャーキャピタル「BRICKS FUND TOKYO」が、日本のモノづくりブランドをM&Aで承継し、更なる成長に挑むforest株式会社に出資したことが発表されました。この動きは、シームレスなEコマース市場の構造的課題に応える大きな一歩となるでしょう。
forest株式会社は、東京都渋谷区に本社を構え、2021年7月に設立されました。代表の湯原伸悟氏が指揮を執り、「日本のモノを育み、世界を彩る」を企業のミッションとしています。同社は、日本のEコマース領域におけるモノづくりブランドをM&Aにより承継し、その成長を推進しています。現在のEC市場は拡大を続ける一方で、モール依存による手数料の高騰やアルゴリズムの変更など、外的要因によるリスクが伴っています。その中でforestは、自社EC運営の力を基盤に、複数のブランドを統合・再構築するというロールアップモデルを展開することで、国内EC市場の高度化に寄与しています。
また、forestが掲げる成長戦略の核には、優れたオペレーション統合力とオフラインチャネルを駆使した高精度なPMI(Post Merger Integration)がある。これにより、ブランドの売上成長を直接促進し、再現性の高いM&Aやロールアップによる戦略を展開しています。このアプローチは、スタートアップ企業のみならず、大企業の新規事業創出にも有効な選択肢となりつつあります。
この度の出資は、BRICKS FUND TOKYOが「成長産業の共創」を目指す一環であり、社会課題の解決や産業構造の転換を目指すスタートアップに対する投資及び事業支援を行います。三菱地所グループの豊富なアセットを活用しながら、forestの成長支援を通じ、持続可能な小売企業のインフラ整備を行い、次世代リテール領域での新たな価値創出を目指します。
forest㈱の今後の活動に期待が寄せられる中、同社はEC市場における新しいモデルを構築し続け、ブランドの成長を加速させていくことでしょう。これにより、日本のモノづくりが世界の舞台で輝くことが期待されます。