アイロボットジャパン合同会社が、ロボット掃除機として有名なルンバのフルラインナップ刷新を発表しました。この新ラインナップには、全6機種が含まれており、2024年4月18日から全国のアイロボット認定販売店および公式オンラインストアで販売が開始されます。このリニューアルは、昨年CEOに就任したゲイリー・コーエンによるもので、ルンバブランドのさらなる成長を目指した重要なステップです。
ロボット掃除機市場は、近年新たな企業の参入や革新的な新製品が続々と登場し、非常に活気あふれています。その中でアイロボットは、2002年にルンバを投入以降、常に技術革新を続け、昨年には累計販売台数が5000万台を超えました。今回のラインナップ刷新では、ルンバ全機種の機能やデザインを見直し、ユーザビリティを向上させています。新しい製品は、生活スタイルに応じた3つのカテゴリーに分けられ、計6機種、カラーバリエーションを含めると全9モデルとなっています。
新ラインナップのテーマは、「Roomba, made for this」であり、生活のインフラとしてルンバがどのように人々を支えるかを表現しています。このリニューアルはわかりやすさを重視し、特定のターゲットユーザーに一番合ったモデルを選べるように工夫されています。また、各モデルは次のようにカテゴライズされています。
新ラインナップの概要
ターゲット: 単身世帯やシンプルな間取りを持つ方々。
製品:
- Roomba® 105 Combo ロボット
- Roomba® 105 Combo + AutoEmpty™ 充電ステーション
- Roomba® 205 DustCompactor™ Combo ロボット
ターゲット: 子育てファミリーや複数の部屋を持つ家庭。
製品:
- Roomba® Plus 405 Combo + AutoWash™ 充電ステーション
- Roomba® Plus 505 Combo + AutoWash™ 充電ステーション
ターゲット: ペットオーナーやカーペットのある家庭。
製品:
- Roomba® Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty™ 充電ステーション
この新製品の発表に際し、ゲイリー・コーエンCEOは「この刷新は新生アイロボットのイノベーションの象徴であり、日本のルンバ愛好者に特別な価値を提供することを期待しています」と語っています。コーエンは豊富な経営経験を生かして、外部パートナーと連携しながら新しい製品の開発サイクルを短縮し、マーケティング戦略の最適化を図ってきました。
また、アイロボットは『ロボット掃除機 一家に1台』をスローガンに、ロボット掃除機を全家庭に普及させることを目指しています。2023年末までには全国世帯の10%に普及することを目指し、2030年までにはクリーナー市場で20%のシェアを獲得する計画です。アイロボットジャパンの挽野元氏は、「このラインナップは私たちのマイルストーンです。5年後には日本における掃除機市場で、ルンバが重要な存在であり続けることを目指します」と強調しました。
アイロボットは消費者の多様なニーズに応えるべく、最適化された製品やサービスの開発に努め、皆さまの生活をより充実させるための努力を続けています。新ラインナップの詳細は、アイロボットのプレスリリースで確認できます。