日本と台湾のETF
2025-08-22 16:48:20

日本と台湾から新たな投資機会!初のETF相互上場が実現

日本と台湾の初のETF相互上場が実現



2025年9月18日、野村アセットマネジメント株式会社およびその台湾拠点が、東京証券取引所と台湾証券取引所においてそれぞれETFを上場させることが決定しました。この機会は、日本と台湾の市場間で初となるETFの相互上場として、投資家にとって多様な投資選択肢を提供する重要な一歩です。

新たに設定されるETFは、「NEXT FUNDS TIP FactSet 台湾イノベイティブ・テクノロジー50指数連動型上場投信」です。このファンドは、台灣のテクノロジー分野の収益を主な基盤とした企業で構成されており、流動性や研究開発の革新性、収益性の観点から厳選された銘柄50社のパフォーマンスを反映するものです。

ETFの詳細



以下は、上場されるETFについての詳細です:

証券コード 銘柄名 対象指標 信託報酬率 実質的な負担
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412A NEXT FUNDS TIP FactSet 台湾イノベイティブ・テクノロジー50指数連動型上場投信 TIP FactSet 台湾イノベイティブ・テクノロジー50指数(税引前配当込み) 年0.308%(税抜) 税込年0.743%程度

このETFは、台湾のテクノロジー企業を通じて革新を追求し続ける企業に投資するためのポートフォリオを形成します。これにより、日本の投資家は台湾のテクノロジー市場にアクセスしやすくなり、一方台湾の投資家は「NEXT FUNDS - Nomura TOPIX Feeder ETF」を通じて日本の市場に投資できるようになります。

台湾側のETFについて



台湾証券取引所においては、同じく9月18日に「NEXT FUNDS - Nomura TOPIX Feeder ETF」が上場予定です。このETFは、東証株価指数(TOPIX)に連動しており、台湾の投資家にとって日本の広範な投資機会に接触する手段を提供します。

野村の歴史と今後の展望



野村アセットマネジメントは1995年に日本で初めてETFを上場させ、現在ではアジア最大のETFプロバイダーとしてその地位を確立しています。2025年7月末時点で、同社が手掛けるETFの運用資産は40兆円を超えており、その成長は続いています。今後もETFの普及と投資家の資産運用に貢献する活動に力を入れ、さらなる投資機会の創出を目指します。

この出発点は、両国の経済交流を促進すると同時に、グローバルな投資家にも新たなインベストメントオプションを提供するものです。ETFの相互上場により、日本と台湾が互いの市場を身近に感じられる環境が整うことで、多くの投資家にとっては明るい未来が拓かれていくことでしょう。


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会社情報

会社名
野村アセットマネジメント株式会社
住所
東京都江東区豊洲二丁目2番1号
電話番号

トピックス(経済)

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