東京都立広尾病院と「mediPhone」の新たな取り組み
東京都立広尾病院が、外国人患者受け入れ支援のために新しいサービス「mediPhone」を導入しました。このサービスは、遠隔医療通訳を通じて多様な言語を話す患者との円滑なコミュニケーションを実現することを目指しています。日本を訪れる外国人観光客や在留外国人にとって、言語の壁が医療の障害となることがしばしばあります。この課題を解決するために、広尾病院は「mediPhone」を選択しました。
広尾病院について
東京都立広尾病院は130年以上の歴史を持ち、感染症対策の要として設立され、これまで多様な医療サービスを提供してきました。その理念は「すべての患者に安全・安心・良質の医療を提供することであり、軽症から3次救急まで対応可能な体制を整えています。広尾病院は、外国人患者の受診が日常的に発生する地域環境に 위치しており、更なる医療の質向上が求められていました。
導入の背景
大使館や宿泊施設が周辺に多く立地する広尾病院は、外国籍患者の受診と救急搬送が常に行われています。これに応じて院内には医療コーディネーターや通訳者も配置されていますが、より速さと正確さが求められるネットワークの整備が急務でした。これが「mediPhone」導入のきっかけです。このサービスにより、医療従事者が言語の違いに悩むことなく患者への診療に集中できる環境が整います。
「mediPhone」の特徴
「mediPhone」は、24時間365日対応の遠隔医療通訳サービスであり、救急時でも安定した通訳環境を提供します。医療に特化した通訳品質が保証され、研修を受けた通訳者が患者のサポートを行います。また、三者間通話や文書翻訳機能も搭載され、医療現場での具体的なニーズに応じたサポートが期待されます。これにより、医療従事者の業務負担も軽減され、より質の高い医療サービスが提供されるでしょう。
現場からの声
救命救急センターの城川雅光部長は、「様々な言語を話す患者がいる中で、受診に際しては文化や常識の違いから不安を感じることが多い。メディフォンの導入は、その不安を解消する手助けとなると考えています。」とコメントしています。
今後の展望
メディフォン株式会社は、言語の壁による医療情報の伝達不全を解消し、国籍や言語に関わらずすべての患者が安心して医療を受けられる社会の実現を目指します。また「mediPhone」は日本医師会の会員向けサービスとしても利用されており、全国の医療機関での利用が進められています。
メディフォンは、日本の医療の国際化とデジタル改革を推進するために、様々なソリューションを提供しています。今後も、より多様性に富んだ社会を支える医療基盤の構築に尽力し、外国人患者と医療従事者の架け橋となることを誓っています。