日本蓄電池が鳥取市に新たな蓄電施設を開設
2026年5月13日、鳥取県鳥取市気高町において、日本蓄電池株式会社とデジタルグリッド株式会社が新しい系統用蓄電施設「NC鳥取市気高町蓄電所」の運用を開始します。このプロジェクトは、再生可能エネルギーの出力変動を効率的に吸収し、地域の電力安定供給を図るものです。
NC蓄電所の概要
「NC鳥取市気高町蓄電所」は、定格出力1,988kW、蓄電容量8,146kWhの蓄電システムを搭載しており、TMEIC社の技術が使われています。この施設の運用開始は、国内でのエネルギー需給調整市場において重要な一歩となります。また、デジタルグリッドはこのプロジェクトにおいてアグリゲーターとしての役割を果たし、需給調整市場への参入を支援します。
再生可能エネルギーの普及と課題
近年、再生可能エネルギーの導入が進む中、電力の需給調整が非常に重要な課題として浮上しています。電気の発電と消費のタイミングにズレが生じるため、これを調整するための蓄電池が必要とされているのです。本計画によって、技術、運用、そして市場の3つの側面から持続可能なエネルギー調整モデルが構築されます。
日本蓄電池の今後のビジョン
日本蓄電池は、このプロジェクトを起点に、全国各地での系統用蓄電所の展開を進め、卸売市場、需給調整市場、容量市場、防災エネルギー支援などと連携した地域エネルギーモデルの確立を目指します。今回の協業により、再生可能エネルギーの安定利用と脱炭素社会の実現に貢献できることを期待しています。
各社の概要
日本蓄電池株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区霞が関3-2-5霞が関ビルディング13階
- - 代表者: 漆原秀一
- - 事業内容: 系統用蓄電池施設の開発・運用
- - URL: 日本蓄電池
デジタルグリッド株式会社
- - 所在地: 東京都港区赤坂1-7-1 赤坂榎坂ビル3階
- - 代表者: 豊田祐介
- - 事業内容: DGPの運営、分散型電源のアグリゲーションサービス
- - URL: デジタルグリッド
この蓄電施設の運用開始により、再生可能エネルギーを利用した新たな電力モデルが確立され、地域の電力供給がさらに安定することが期待されます。