東大発・AIスタートアップELYZAがアシックスと連携し最優秀賞を受賞！

ELYZAがアシックスとの協業で新たな可能性を開く

東京大学の松尾研究室から生まれたAIスタートアップ、株式会社ELYZAがアシックス・アクセラレーター・プログラムにおいて最優秀賞を受賞し、新たな実証実験のステージへと進みました。プログラムのテーマである"ROAD TO 2020"のもと、ELYZAは今後のアパレルやシューズ業界での需要予測を専門的に行うAIシステムを発表しました。

アシックス・アクセラレーター・プログラムの概要

アシックスが主催するアクセラレーター・プログラムは、日本初の試みとして、スポーツ業界における革新を目的としています。2020年の商機に貢献するアイデアやコンテンツを広く募集し、選ばれたスタートアップが次世代のビジネスを創出できるよう支援するものです。最終審査会には、アシックスの経営陣や、運営パートナーであるスパイラル・ベンチャーズ・ジャパンの代表が名を連ね、厳正な審査を行いました。

ELYZAのピッチとその成果

代表取締役の曽根岡侑也氏が登壇したELYZAは、2020年以降の市場需要を的確に予測するAIシステムを紹介しました。彼らが提供するソリューションは、ビジネスにおけるインパクトが大きく評価され、最終的に最優秀賞を獲得しました。これは、アシックスにとっても期待される結果であり、両者の関係性を強化する成功の一歩となりました。

実証実験の開始

最優秀賞を受賞した後、ELYZAはアシックスとの共同で実証実験を開始しました。需要予測AIを使用し、新たな売上機会の創出や在庫削減を目指します。初めのステップとして、イベント向け商品での需要予測と発注量の最適化を行い、その後はシーズン商品に関してアルゴリズムを共同開発していく予定です。これにより、アシックスは戦略的な仕入れや在庫管理が可能となります。