新しい美容ブランド『VIEOTY』が持つ可能性
表参道で14年間、1万人以上の髪と肌に向き合ってきた美容師HERAI(ヘライ)は、独自のD2Cブランド『VIEOTY by HERAI(ヴィオティー バイ ヘライ)』を立ち上げました。このブランドは、美容市場の常識を覆す新たな挑戦として注目を集めています。特に、HERAIが自身で開発した新製品「ハーモニーウォッシュ」は、2025年11月13日に発売されることで、その名を広めることとなるでしょう。
D2Cビジネスモデルの新境地
『VIEOTY』のビジネスモデルの根本には、顧客が自らの投資者となるという革新的な仕組みがあります。従来の広告費や外注費を削減し、そのリソースを直接製品へと還元することで、コストを抑えた高品質な製品を提供しています。これにより、消費者は単なる顧客ではなく、ブランドの成長を共にするパートナーとしての位置づけになります。
統合美容の新たな提案
HERAI氏が提唱する『統合美容学』では、髪と肌が一つのシステムであるという考えに基づいています。彼は、多くの製品が細分化される現代の美容市場が、消費者にとって煩雑さを生む原因であると指摘。VIEOTYは、少数のアイテムで幅広いケアを行える製品をラインナップしており、これにより「美容の時短」を実現しています。
3ステップの基本ライン
VIEOTYが提案する基本的なケアは、3つのステップから成り立っています。これにより、従来の18種類もの製品の役割をカバーし、簡単かつ効率よく美容を実現します。
1.
ハーモニーウォッシュ(500ml 13,500円)
シャンプー、洗顔、ボディソープ、ボディローションの役割を担っています。
2.
クリーム(100g 9,330円)
化粧水、乳液、美容液など、様々な役割を果たし、髪と肌のバリア機能を同時にサポート。
3.
ドレスグロウ(2026年3月発売予定)
ヘアスタイリングからリップケアまで、様々な美容効果を持つ商品です。
顧客との共創
VIEOTYは単なる製品作りではなく、顧客との対話を重視しています。非公開のコミュニティ『VIEOTY Beauty Garden (VBG)』では、ブランドに深く関与する顧客との対話が続いており、その中で計20万文字以上、6時間以上の音声メッセージが交換されています。このような交流は、ブランドを共に創り上げる「開発会議」として機能しており、金銭的な対価ではなく「信頼」に基づく関係性が築かれています。
デザインとクリエイティビティ
HERAI氏は、製品のデザインやサイトの構成など、すべてのプロセスを自分一人で行っています。彼は300時間以上を費やして「妥協のない」ブランドの世界観を体現するサイトを作り上げ、製品の全てを監督しています。この徹底した自らの手での制作が、彼の理念をどこまでも忠実に再現しています。
新たな展望
「VIEOTY」のブランドシンボルである「美刻(BIKOKU)」という美容哲学は、ただの時短ではなく、自分を慈しむための美しい時間を刻むことに焦点を当てています。この考え方は、忙しい生活を送る現代人にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
自信を持って美しさを探求することができるVIEOTYは、今後も多くの顧客に共鳴し、さらなる発展を遂げていくことが期待されます。