AIとデータ解析で改革する材料開発
データケミカル株式会社(代表取締役:吉丸昌吾、本社:東京都渋谷区)は、材料開発に特化したAI・機械学習を活用したクラウドサービス「Datachemical LAB」に新たに英語表示機能を追加することを発表しました。この新機能は、2025年6月30日より利用可能となります。
グローバル化に対応した新機能
従来のDatachemical LABは日本語のみの対応でしたが、近年の研究開発現場においては、多様な人材の確保が求められています。特に外国人技術者や研究者が増加する中で、スムーズなコミュニケーションが課題とされていました。この新機能の導入により、英語対応が可能となり、外国人のユーザーも安心して使用できる環境が整いました。
データ活用の効率化
Datachemical LABは、金属、ゴム、薬品など広範な材料開発プロセスに対応し、科学的なデータ解析を通じて実験データを効率的に活用します。これにより、膨大な実験条件の中から最適な条件をAIが予測し、開発プロセス全体の効率を向上させることが可能になります。2022年のリリース以来、60社以上に導入され、高い評価を得ています。
直感的な英語インターフェース
新たな英語インターフェースは非常に直感的に操作でき、ユーザーが迅速に機能を習得できるように設計されています。英語表示に切り替えることで、操作画面だけでなく、データ解析のフローを学ぶためのチュートリアルセクションや豊富なマニュアルも全て英語で提供されます。これにより、英語話者も安心して活用できる環境が整いました。
グローバル展開への道
データケミカルでは、今後の展開として米国市場への営業活動を本格化させ、現地法人での新規採用を計画しています。Datachemical LABを活用することで、さまざまな地域や分野での材料開発におけるデータサイエンスの活用を進め、技術革新を生み出していくことを目指しています。具体的には、実験から量産化までを包括的にサポートし、開発期間の短縮とコスト削減を実現します。
Datachemical LABの特長
1.
広範な活用領域: ラボでの実験から量産化まで、幅広い開発プロセスの効率化を図ります。
2.
高い予測精度: 少量のデータでも、手順を踏むことでその予測精度が高まり、短期間での開発目標の達成を可能にします。
3.
シンプルな操作性: プログラミングの知識がなくても簡単に実行できるため、初心者でも導入しやすいのが特徴です。
会社概要
データケミカル株式会社は、化学および工学分野を専門としてAIクラウドサービスを提供しています。2021年に設立された当社は、今後も様々なニーズに応えるため、サービスの拡充を続けていきます。
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