結婚式における新たな試みとして、『オンライン・ウェディング・カード(OWC)』が2023年8月より導入されました。このシステムでは、受付が不要となり、来場したゲストはQRコードを読み取るかチケットの半券を使うだけでスムーズに受付を完了できます。このシステムの導入により、ゲストは混雑を避け、即座に披露宴会場へ進むことができるため、感染リスクを軽減することが期待されています。
もともとOWCはオンライン披露宴用に開発されたもので、スマートフォンに不慣れなゲストでも利用できるよう改善が施されています。この新しい方式により、結婚式の受付時に起こる混雑や無秩序な行動が排除され、より安全な環境で祝福の時間を楽しむことができるのです。
受付のリスクを回避する
結婚式の受付は、ゲストが無規則に集まり、行列が発生したり会話が生じたりするため、感染対策が難しい場面となります。しかし、OWCを利用することで、この受付の役割を見直し、来場者を直接披露宴会場へ案内することが可能になりました。さらには、結婚式場の構造やゲストの年齢による動きの複雑さからも解放され、よりシンプルな進行が実現します。
新システムは感染リスクを減少させるだけでなく、友人に受付を頼む際の不安も軽減します。事前に祝儀を受け取ることができるため、祝儀ドロボウ対策としても機能します。
受付の役割を変える
従来の結婚式における受付の役割は、芳名帳の記入や祝儀の受け取り、席次表の配布が主でした。しかし、OWCを用いれば、これらの全ての作業を省略可能です。ゲストにQRコード付きのカードを送付することで、名前の入力や祝儀の決済がスマホで簡単に行え、結婚式当日には各テーブルに席次表を置いておくことで、来場者は自身の席を簡単に見つけ出すことができます。
商品の多様性
OWCのサービスは、オンライン受付urecica(ウレシカ)、オンライン祝儀marica(マリカ)、オンライン招待状kurca(クルカ)の3つの商品で構成されています。柔軟な組み合わせが可能なため、新郎新婦のニーズに合わせた最適なプランが選択できます。
- - オンライン受付urecica: QRコード付きのチケットで、来場者の名前が印字された半券を用いることで簡単にチェックインが完了します。
- - オンライン祝儀marica: QRコード付きカードによる祝儀事前集金が可能で、ゲストは手軽に祝儀の決済が行えます。
- - オンライン招待状kurca: オンラインで出欠の確認や祝儀決済、受付管理ができる便利なサービスです。
さらに、共通して利用できる事前集金サービスBraPay(ブラペイ)も提供されており、クレジットカードや銀行振込など多様な支払い方法に対応しています。このサービスを利用することで、ゲストも安心して祝儀についてのやり取りができるのです。
まとめ
デジタルバード社は、2008年から結婚式支援システムを手がけ、年間1万2千組の結婚式を支援してきました。新型コロナウイルスの影響を受けた時代に、前向きに結婚式を開催するための新しい取り組みとして、OWCの導入が進められています。結婚式の常識を覆すこの革新は、今後の結婚式業界において新たなスタンダードとなるかもしれません。
この新しいシステムについての詳細や購入方法は、公式ウェブサイト(www.onlineweddingcard.jp)で確認できます。最短で3日以内に商品が届くスピード納期を実現しており、多忙な新郎新婦にとっても便利な選択肢となるでしょう。