第3回明治ビジネスチャレンジが開催
11月23日、明治大学駿河台キャンパスにて「第3回明治ビジネスチャレンジ」の第1次選考会が行われ、8組のファイナリストが選ばれました。本コンテストは明治大学経営学部が主催し、株式会社ツクリエが運営協力を行っており、創造的なビジネスモデルの育成を目指しています。
審査員と選考プロセス
第1次選考会には、大学内外から多彩な審査員が参加しました。明治大学大学院経営学研究科の牛丸元教授や、政治経済学部の奥山雅之教授をはじめ、株式会社FUNDINNOの大浦学COOや松竹ベンチャーズの森川朋彦取締役が加わりました。また、ツクリエの関連会社の幹部も参加し、学生たちにフィードバックを行いました。
選考では、書類選考を通過した31組の代表者がそれぞれ3分間のピッチを行い、共通のフォーマットを用いてアイデアをプレゼンテーションしました。その中には、理系や文系の枠を超えた多様なバックグラウンドを持つ学生が参加しており、若い力が結集した質の高い発表が展開されました。
スタートアップのネットワーク作り
ピッチ発表の後には、トークセッション「スタートアップのネットワーク作り」が開催され、学外審査員がパネリストとして登壇しました。本コンテンツのディレクターである川野正雄氏がファシリテーターを務め、スタートアップに必要なネットワーク構築についての知見が共有されました。
具体的には、事業パートナーやVCとのネットワーキング手法、効果的なイベントやSNSの活用法などが話し合われました。トークの締めくくりには、実際の経験をもとに「人間関係の大切さ」や「出会いのチャンスを逃さない行動の重要性」が強調されました。
ファイナリストの発表
イベントの最後には、第1次選考会の結果が発表され、選ばれた8組はアクセラレーションプログラムに参加し、ビジネスアイデアの更なる磨きをかけます。このプログラムを経て、最終選考会に挑戦することになります。
ファイナリストとして選出されたのは、以下の8組です。
1. 鈴木 葵葉(総合数理学部・1年)
2. 阿部 峻大(文学部・4年)
3. 山本 凌大(経営学部・3年)
4. 石川 勘十郎(経営学部・4年)
5. 中尾 光夫(グローバル・ビジネス研究科・1年)
6. 福地 功清(グローバル・ビジネス研究科・1年)
7. 金澤 亜美(文学部・3年)
8. ピークエイダンゼファー(理工学部・2年)
明治ビジネスチャレンジについて
明治ビジネスチャレンジは、持続的なスタートアップの育成を目的とし、企業家を志す学生たちにプラットフォームを提供しています。これに参加することで、実社会でのビジネス経験を積むことができ、将来的な起業家への道が開かれます。今回からはさらにパワーアップした支援があり、最優秀賞には副賞100万円(税抜)も授与されます。
この取り組みは新たな価値を生む人材を育て、社会や文化に貢献するビジネスモデルの創出にもつながります。明治大学は今後も、ビジネスコンテストを通じて独創的なアイデアの実現を促進し続けることでしょう。