株式会社読売旅行が名誉ある受賞
2023年2日、旅行業界の重要イベントである第4回「JATA SDGsアワード」の文化部門において、株式会社読売旅行が優秀賞を受賞したことが発表されました。このアワードは、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が主催し、旅行業界における国際的な「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を目指した優れた取り組みを評価するものです。特に、読売旅行が提案した「金継ぎ体験」の販売拡大が高く評価された背景には、日本の文化の素晴らしさを広めるという目的があります。
認められた取り組み
この受賞に至るまでの道のりは、同社が長年培ってきた技術と経験を駆使し、訪日外国人向けに独自の「金継ぎ体験」を提供してきたことにあります。この体験では、破損した陶器を修復するという日本独特の文化を体感し、ものを大切にする心を学ぶ機会が与えられます。2024年から本格的に販売を開始し、初年度には40名が参加しましたが、翌年には大幅な集客を実現しました。2025年には、特に欧米やオーストラリアから432名を超えるお客様が参加し、前年同期比1080%の急成長を記録しました。
文化体験の幅を広げる
また、「金継ぎ」に加え、金箔貼りや蒔絵体験など、日本伝統文化の多様性を楽しむことができるようになりました。この体験の特徴は、従来の技術を活かし、破棄予定の陶器を再利用するだけでなく、参加者自身の器を持ち込むことも可能な点です。体験後には、参加者が実際に手に取って購入できるように、輪島塗など、日本各地の伝統的な漆器や陶器を展示するショップも用意されています。
SDGsへの貢献
武藤株式会社が運営するこの体験は、SDGsの17の目標に沿った活動を推進しています。
- - 教育の提供(SDGs目標4): 日本の文化や伝統技術を国内外の人々に広めるための教育的活動。
- - 持続可能な都市づくり(SDGs目標11): 若い職人や芸術家を受け入れ、高度な技術を身につけるための文化活動の支援。
- - 責任ある生産と消費(SDGs目標12): 廃棄される陶磁器を再利用し、環境に配慮した経済活動を行っています。
日本文化の国際交流
読売旅行は、日本文化の普及と国際交流を促進することを目指しており、これまでの経験をもとに「茶道」「空手」「書道」といった様々な文化体験プログラムの開発にも力を入れています。これらの取り組みを通じて、旅行業界におけるSDGsの達成に寄与し続けています。
読売旅行の活動は、日本の伝統文化を広めることだけでなく、環境保護や地域社会の発展にも繋がっています。この受賞を機に、さらなる発展が期待されます。