キヤノンマーケティングジャパンの新たな挑戦
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(キヤノンMJ)は、2024年10月8日から新しい価値の創出を目的とした「spark.meアクセラレーションプログラム」という取り組みを開始します。このプログラムは、これまでの社内起業家育成活動に加え、スタートアップ企業との協働を通じて新たな価値を生み出すことを目指しています。
プログラムの背景
キヤノンMJは、2016年からベンチャー企業から革新的な技術やサービスを募る「ベンチャー協業イノベーションプログラム」を展開してきました。今後は、これに加えて新規事業創出に特化した専門の組織「R&B推進センター」を設立し、コーポレートベンチャーキャピタルファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通じて、スタートアップとのオープンイノベーションの推進を加速させます。
具体的なプログラム内容
新たに始まる「spark.meアクセラレーションプログラム」は、社内起業プログラムで培ったノウハウを活かして、キヤノンMJの社員とスタートアップ企業が共に新しい価値を生み出す場です。このプログラムでは、以下の4つのテーマが設定されています。
1. ヘルスケア・医療
2. レジリエンス
3. カルチャー・テクノロジー
4. 地方創生
スタートアップ企業向けのプログラムでは、キヤノンMJのリソースを駆使して、先端的な技術や製品を持つスタートアップの成長を手助けします。選考を経て、3か月間のアクセラレーション期間を設け、その間に事業開発に関する専門知識を持つ社員が伴走支援を行います。
イノベーション人材の育成
キヤノンMJグループは、社内におけるイノベーションの人材育成にも力を入れており、2017年以来、社内起業プログラム「Canon i Program」を実施しています。有志の社員がチームを組み、審査を通過したチームは、専門知識を持つ社員のサポートを受けつつ、新たな事業創出に取り組んできました。今回新たに導入されるプロモーター役の社員は、デザイン思考力を活かして、スタートアップとの協業を推進します。
募集と説明会
「spark.meアクセラレーションプログラム」のエントリー受付は2024年10月8日から11月8日まで行われます。同日には麻布台ヒルズにてプログラム説明会が開催され、オンライン参加も可能です。最終選考は2025年3月に予定されています。
プログラム参加者には、靴メンターからの支援や、プロダクト開発の支援が行われ、新事業の実現へ向けた様々なサポートが提供されます。
まとめ
キヤノンMJの「spark.meアクセラレーションプログラム」は、スタートアップと共に新しい価値を創造するための重要な一歩です。未来の社会課題解決に向けたイノベーションを推進し、共に成長するための取り組みが今後注目されます。具体的な内容や詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。