株式会社リクルート、新しい『リクナビ』β版をリリース
2024年9月18日、株式会社リクルートが新たに開発した就職活動準備サイト『リクナビ』のベータ版が公開されました。このサイトは、2027年卒を目指す大学生や既卒者を対象にしており、多くの学生が自身に最適な企業を見つけるためのサポートを提供します。
開発の背景と目的
就職活動は、多くの学生にとってキャリアを考える最初の機会ですが、情報が溢れ、選択肢が多すぎると、希望に合った企業を見つけるのが難しくなっています。リクルートの調査によると、就職活動を始める学生の78.6%と終了した学生の57.6%が、「自分に合った企業が分からない」という不安を抱えていることが明らかになりました。このような状況を受け、リクルートは学生一人ひとりが自分らしいキャリア選択を行えるよう支援することを目指しました。
新機能の概要
新たな『リクナビ』は、以下の特徴を持っています。
1.
全学年対象のサイト
従来は大学3年生以上向けのサービスでしたが、2027年卒の全学年を対象とし、低学年からキャリアを考える機会を持つことができます。
2.
コース単位での掲載
企業の情報を「企業単位」から「コース単位」に変更し、より具体的な仕事内容や職種に基づいて情報を提供します。
3.
自動作成機能『レジュメ』の導入
学生が学校情報やスキルを入力することで、企業に提出できるプロフィールが簡単に作成できるようになります。
4.
『レコメンドフィード』機能
学生の興味や過去の閲覧履歴に基づいたおすすめの情報を提供し、志向に合ったインターンシップや求人情報を見つけられます。
5.
『ガクチカAIアシスタント』の搭載
課題に基づいて過去の経験を整理し、学生らしい「学生時代に力を入れたこと」(ガクチカ)の素案を作成する機能を提供。これにより、自己理解を深めることができます。
進化する『リクナビ』
これらの新機能は、学生が就職活動を進める際の不安を和らげ、より自分に合った企業に出会えるようにするためのものです。また、新しい『リクナビ』は2025年1月までにさらなる機能を追加する予定で、正式なサービス提供前には内部でのレビューを行い、安全性を重視しています。
リクナビは、これからの就職活動のスタンダードを築くため、学生一人ひとりのニーズに沿ったプラットフォームへと進化し続けます。
新たな『リクナビ』β版にアクセスするには、
こちらからご覧ください。