特許取得の発酵食品
2025-06-10 10:15:19

慢性炎症や加齢関連疾患を予防する特許取得の発酵食品

大里研究所が特許取得!Nrf2活性化の新たな希望



岐阜県揖斐郡に位置する大里研究所は、この度、FPP(Fermented Papaya Preparation)を用いて、核内Nrf2量増加剤として日本国内に特許を取得しました。特許番号7671550号として2025年4月23日に登録されたこの成果は、イタリアのReGenera R&D International for Aging Interventionと共同で進められた研究に基づき、Nrf2の活性化による慢性炎症や加齢関連疾患の予防に大きな意義を持つものです。

Nrf2とは?


Nrf2は、体内の細胞に存在する転写因子で、ストレスの影響を受けた際に活性化し、核内に移動します。活性化されたNrf2は、抗酸化酵素や解毒代謝酵素に関連する遺伝子の調整を行い、体内の防御システムを支える重要な役割を果たしています。また、この因子は炎症を引き起こす物質の生成を抑制することでも知られており、慢性炎症と老化の進行を抑えるために欠かせない存在です。

FPPの効果と研究成果


研究によると、中高年齢層がFPPを摂取することで、Nrf2の活性化による遺伝子発現量が統計的に有意に上昇することが確認されました。これはFPPが、抗酸化作用や抗炎症、免疫調整など多面的な働きを通じて、Nrf2活性の向上を促進することを示す画期的な成果です。特に、加齢によるNrf2活性の低下を回復させ、抗酸化機能や免疫機能を持続・強化することが科学的に裏付けられました。

FPPの効果には、ATP産生の促進やミトコンドリア機能の向上、テロメア伸長が含まれ、これらは細胞の機能や寿命に良い影響を与える研究も進められています。FPPは、免疫機能の低下や感染症予防にも寄与することが期待され、特に超高齢社会の課題解決に向けた新たな手段として注目されています。

未来に向けての取り組み


大里研究所は、今後もFPPのさらなる研究と応用を進め、超高齢社会における医療の効率化やシニア世代の健康を守るための取り組みを強化する方針です。FPPを用いた製品や健康維持に向けた新たな提案が期待され、大きな社会貢献につながるでしょう。

おわりに


FPPの特許取得は、Nrf2への理解が深まり、今後の健康長寿の鍵を握る可能性があることを示しています。この研究成果が、加齢や慢性炎症に悩む多くの人々に新たな希望を与えることを期待しています。大里研究所は、今後もこの分野の最前線を走り続けるでしょう。


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