スウェーデン発の次世代動画広告配信技術「SeenThis」とUNICORNのコラボレーション
株式会社アドウェイズの子会社であるUNICORN株式会社は、スウェーデン発の先進的な動画広告配信テクノロジーである「SeenThis」と連携し、新たな広告配信サービスを始めました。この取り組みは、広告パフォーマンスの向上と同時に、サステナビリティの強化を図るものとなります。
見どころの一つは、SeenThisが提供するアダプティブストリーミング技術です。この技術は、ユーザーの接続環境やデバイスに最適化した形で動画や画像を配信することを可能にし、広告キャンペーンにおける配信パフォーマンスを大幅に向上させることが期待されています。また、配信時に発生するCO₂排出量の可視化や削減にも対応しており、環境への配慮がなされた広告運用が実現します。
2024年10月には、日本市場に特化したSeenThis Japanも設立され、同社は国内における事業展開をより本格化させる予定です。この連携によって、UNICORNはより速く、かつデータ消費を抑えた広告配信が可能となり、ユーザー体験の向上と環境負荷の軽減を同時に図ることができるようになります。また、各キャンペーン単位でのデータ転送量の削減にも寄与するため、効率的な広告運用が可能になることが予想されます。
特筆すべきは、2026年度から導入が見込まれるCO₂排出量に対する金銭的負担を企業に求める「排出量取引制度」にもこの技術が対応できることです。これにより、広告主はサステナビリティの目標を達成するための強力なパートナーシップを築くことができるでしょう。
UNICORNは、今後もユーザーと広告主との最適な接点を作り出し、人間と機械の共生を実現するためのサービス開発に努めます。デジタルマーケティングの領域で全ての人の可能性を広げることを目指す同社の姿勢は、業界に新たな風を吹き込むことでしょう。
アドウェイズグループとしては、市場のニーズにフレキシブルに対応し、さらなるサービスの充実を図ろうとしています。これにより、世界中で効率的かつ実用的な広告マーケティングサービスの開発が進む見込みです。
SeenThisについて
スウェーデンの企業SeenThisは、2017年に設立以来、様々なシーンでのスクリーン体験を進化させてきました。アダプティブストリーミング技術によって、デジタルコンテンツの配信を変革し、クライメートチェンジへの影響を最小限に抑える努力を続けています。50カ国以上、5000以上のブランドに対して数十億のストリームを配信する実績を持ち、2024年には日本市場に進出しいよいよその一歩を踏み出します。
UNICORNについて
UNICORNは、2013年に設立され、アドウェイズの子会社としてデジタルマーケティング分野の革新を目指してきました。月間のトラフィック数1.4兆IMPを超える全自動マーケティングプラットフォームを提供しており、その技術は業界でも評価されています。最新の不正検出アルゴリズムを搭載し、不正広告の排除を進める中で、3DやAR技術を駆使した革新的な広告手法を展開しています。
これからもデジタル広告の最前線での挑戦は続きます。