IRISデータラボ株式会社(以下、IRISデータラボ)は、このたびそのECアプリ「Atouch」が新たにQRコード決済の代表格である「PayPay」に対応したと発表しました。この対応により、これまでクレジットカード決済と後払いのみだった支払い方法の幅が広がり、ユーザーの利便性が向上します。
「Atouch」は、LINEのトーク画面で商品を選択し、スムーズに決済ができるシステムを提供しており、顧客に快適なショッピング体験を提供することを目指しています。この度、新たに収益づくりや顧客満足度の向上を図るために、PayPayを導入することとなったのです。
PayPay導入の背景
「Atouch」の利用者は、常に便利でスムーズな購買体験を求めています。QRコード決済はその手軽さから人気を集めており、特にPayPayのシェアは49.5%を占めていることが調査によって確認されています。これは、PayPayが多くの顧客からの要望に応える形で実現したもので、事業者にとっても決済手段の選択肢が増えることは大きなメリットです。
新しい決済方法の詳細
支払い方法として追加されたPayPayは、従来のクレジットカードや後払いの決済に加えて利用可能となりました。具体的な手順としては、決済選択時にPayPayを選び、購入画面へ進むと各種決済サービスへ遷移し、支払いを実行するといった流れになります。これにより、顧客はより多様な決済手段を利用できるようになり、買い物の幅が広がります。
利用開始日については、新しく「Atouch」を利用する事業者向けには2025年2月13日から、既存のユーザーに関しては、ダッシュボードやポータルサイトでの告知となります。ただし、利用にあたっては別途審査が必要なことも注意が必要です。
コスト面について
決済手数料は3.7%、サービス利用料は3%となっており、これまでの購買体験に影響を与えない範囲での導入が試みられています。このように企業は、コストを抑えつつも顧客へ更なる価値を提供することが求められます。
「Atouch」のサービス概要
Atouchは2022年10月にリリースされたLINEを活用したECアプリで、顧客が手軽に商品を選び、そのまま決済を完了できる画期的なシステムです。これにより、顧客はわずらわしい手続きから解放され、よりスムーズにショッピングを楽しむことができます。IRISデータラボはこの利便性を追求し、今後も新しい機能やサービスを追加していく予定です。
今後の展望
今後、IRISデータラボはデジタル電子チケットの販売やライブコマース機能「AtouchTig」なども導入することを計画しており、「ECを、もっと、みんなのそばに。」というビジョンのもと、多くのユーザーにさらなる価値を提供していく方針です。
IRISデータラボは2019年に設立され、主に政府や自治体向けにLINE関連のサービスを展開してきました。これまでの経験を基にして、企業向けにも堅実なサービスの提供を続けており、今後の発展が期待されています。今すぐAtouchを体験し、便利なECシステムを実感してみてはいかがでしょうか?