愛知県東海市に新たな物流拠点「プロロジスパーク東海1」が誕生
愛知県東海市で、プロロジスが手掛けるマルチテナント型の物流施設「プロロジスパーク東海1」が2023年9月に着工されました。竣工は2027年5月を予定しています。本施設は、名古屋市中心部から約15キロの距離に位置し、空港や港へのアクセスも良好な物流に最適な立地です。
物流拠点としての魅力
この施設は、名鉄常滑線「太田川駅」から徒歩約8分の距離にある東海太田川駅西土地区画整理事業区域内に位置し、34.4ヘクタールの広大な区域に開発されます。伊勢湾岸自動車道や名古屋高速4号東海線が接続する「東海JCT」から約4.3キロの距離にあり、2027年には西知多産業道路の全線が開通し、中部国際空港までわずか20分でアクセス可能になる見込みです。
「プロロジスパーク東海1」は約72,800平方メートルの敷地に、延床面積約160,000平方メートルの4階建ての施設が予定されています。入居企業向けには、フロア分割が可能で、最大約10,000坪の面積を提供する設計となっています。また、施設内には大型車両がスムーズに通行できるようダブルランプウェイが設けられています。
隣接地には「プロロジスパーク東海2」も計画されており、BTS型物流施設として開発される予定です。今後、入居企業のニーズに応じた冷凍・冷蔵倉庫や特殊な仕様の対応も検討されています。これにより、同施設は企業のさまざまな物流ニーズに応える拠点となります。
地域との共存を目指したプロロジスの取り組み
プロロジスは地域との共存を重視しており、周辺企業との連携を進めることで地域に活力をもたらす施策に力を入れています。また、施設内にはイベントスペースや地域住民の憩いの場を設ける予定です。これにより、物流施設としてだけでなく、地域の交流拠点としても活躍を期待されています。
商業エリアと大学などが立地予定
プロロジスパークの開発が進む地区には、既に商業施設や大学なども立地予定です。ホームセンターのカインズは2027年春から夏にかけてオープン予定で、ショッピングモールも建設される予定です。また、日本福祉大学の新キャンパスが27年4月から新入生を受け入れることになり、町の発展に寄与します。
これらの新しい施設は、地域の活性化にも寄与し、物流だけでなく、商業や学術、住環境の向上にもつながることが期待されています。地域の課題解決にも積極的に取り組むプロロジスがこの地に新たな風を吹き込むことは間違いありません。
まとめ
「プロロジスパーク東海1」と「プロロジスパーク東海2」は、愛知県東海市における物流の新たな拠点として、大きな期待が寄せられています。数年後には、この地域が物流だけでなく、地域交流や住民の暮らしの向上にも寄与する多機能な拠点となることが予想されます。今後の展開に注目です。