北海道の寄付制度「ふるさと応援Hプログラム」が2025年度分の募集を開始
エア・ウォーター北海道株式会社は、2023年度に新しく設けた北海道の自治体向け寄付制度「ふるさと応援Hプログラム」を2025年度向けに募集を開始します。このプログラムは、北海道内の市町村が地域課題を解決するためのプロジェクトを支援することを目的としています。
プログラムの目的と参加自治体
今回は、179の北海道内の市町村が応募の対象となります。このプログラムは、地域資源を活用し、持続可能な地域づくりに貢献する事業を支援することを目指しています。これまでの2年間で、延べ100の自治体が参加しており、充実した内容を提供できるよう日々改良を重ねています。
対象となる事業の範囲
参加自治体が応募できる事業は、「地球環境」や「ウェルネス」の視点を含む多様な社会課題の解決に寄与するものです。多年度にわたる継続的な取り組みも対象とし、地域住民の生活向上を図る取り組みを募集しています。ただし、2025年度内に完了する事業は対象外となります。
審査基準と選定プロセス
応募された事業は、以下の基準に基づいて審査されます:
- - 持続性: 短期間だけでなく、長期的な影響を考慮。
- - 波及性: 他地域での模倣や広がりが期待できること。
- - 創造性: 新しいアプローチや独自性が評価される。
- - 協働性: 多様な主体と連携し、地域住民が参加することが求められる。
- - 地域への貢献: 地域特性を活かした取り組みであること。
- - 将来性: 次世代に引き継ぐ意義や可能性を秘めていること。
- - 主体性: 持続的に取り組む熱意があること。
さらに、寄付金の交付対象となる事業は、「ふるさと応援Hプログラム推進委員会」の選定を受けます。寄付額についてもこの委員会が決定するため、公募に際してはしっかりとした計画が求められます。
募集要項や説明会
このプログラムの詳細を確実に理解するために、2025年6月13日にはオンラインでの説明会が実施されます。市町村からの参加申し込みは、北海道庁を通して行います。新たな寄付制度がもたらす可能性について、多くの自治体が関心を寄せています。
スケジュール
- - 公募要項の発表: 2025年6月2日
- - 応募申請書の提出期限: 2025年9月30日13:00まで
- - 寄付金交付予定日: 2026年3月末まで
特に注目すべき点として、2028年度まで最大3年分の事業費を寄付可能となった点があります。この変更により、地域の長期的な計画が支援されることが期待されます。
最後に
「ふるさと応援Hプログラム」を利用することで、地域の特性を最大限に活用し、持続可能な未来をつくる一助となるでしょう。是非、自治体の皆様にはこの機会を活用して、地域課題の解決に向けた取り組みを進めていただきたいと思います。