阪急三番街の新たなアトラクション、「雲龍図」が登場!
2024年4月21日、阪急三番街にある「HANKYU BRICK MUSEUM」では、レゴ(R)ブロックを用いた新しい作品「雲龍図」が展示されました。この展示スペースは、阪急大阪梅田駅に隣接する商業施設内に位置し、レゴ(R)に魅了された多くの観客を楽しませています。新たに加わった「雲龍図」は、江戸時代の画家・曽我蕭白が手掛けた歴史的な襖絵を立体的に表現したものです。
曽我蕭白の「雲龍図」とは?
「雲龍図」は、曽我蕭白によって宝暦13年に制作された作品で、現在はボストン美術館に所蔵されています。この襖絵は、ダイナミックで大胆な龍の姿を描いたもので、観る者に強い印象を与えます。新作のレゴ(R)による再現は、150,000ピースから成り、制作には800時間を要しました。この複雑な構成は、観客を惹きつける迫力があります。
襖絵を超えた立体表現
レゴ(R)ブロックによって作り上げられた「雲龍図」は、元の襖絵の平面性を超えて、立体的な表現が施されています。龍の迫力や流れるような雲の描写が、細部にわたって忠実に再現されています。この現代的アプローチによって、従来の枠を超える新たな「雲龍図」が私たちの前に現れたのです。
過去の名作「神奈川沖浪裏」の凱旋展示
今回の展示の際、もう一つの目玉作品として「神奈川沖浪裏」も凱旋しています。この作品は2020年12月から展示されており、その後アメリカの美術館を巡回していました。今回、約2年間の海外展示を経て、「HANKYU BRICK MUSEUM」に戻り、多くのファンの前に再登場したのです。こちらの作品も非常に多くのピースを使用し、作品全体で50,000ピースが投入されています。
多彩なレゴ(R)アートを見逃すな
HANKYU BRICK MUSEUMでは「雲龍図」と「神奈川沖浪裏」の他にも、現在展示されている3つの作品があり、それぞれがレゴ(R)ブロックの可能性を示す美しいアート作品ばかりです。また、ここはインバウンド観光客にも人気のスポットとなっており、訪れた人々が記念撮影をする姿が見られるのも印象的です。
三井淳平氏とレゴ(R)の魅力
「HANKYU BRICK MUSEUM」では、日本で唯一のレゴ(R)認定プロビルダーである三井淳平氏の作品を展示しています。彼は2005年にはテレビ番組で準優勝するなど、早くからその才能を発揮し、2011年には認定プロビルダーに選出されました。彼の作品はどれも巧妙で、見る者の想像力を掻き立てるものばかりです。
施設情報
HANKYU BRICK MUSEUMは、2017年の開館以来、多くのレゴファンや観光客に愛され、老若男女を問わず楽しめるスポットとなっています。作品の展示だけでなく、訪れることで感じるアートの楽しさをぜひ体験してみてください。
レゴ(R)の新作「雲龍図」の圧倒的なスケールと迫力は、必見です。今後の展示やイベント情報もぜひチェックして、あなたのレゴアートの旅を楽しんでください!