ネットスマイル、画期的な書類画像処理特許を取得

ネットスマイルが新たに特許を取得

AI技術を駆使したデジタルトランスフォーメーション（DX）において、ネットスマイル株式会社は書類画像処理の革新を実現しました。この度、特許第7561378号の取得が発表され、AIによる書類画像処理システムの可能性が広がります。

特許概要

特許は2024年9月26日に取得され、発明の名称は「書類画像処理システム、書類画像処理方法、および書類画像処理プログラム」とされています。このシステムは、一般的なAI-OCR（光学文字認識）技術とは異なり、事前に読み取り箇所を指定するためのテンプレートを必要としません。この技術の導入により、異なるレイアウトの書類を容易に処理できるようになります。

画期的な書類画像処理

従来のAI-OCRシステムでは、特定の帳票フォーマットやそのレイアウトに則ったテンプレートが必要で、複数の書類を扱う際には事前に多くの準備が求められました。これに対し、ネットスマイルの書類画像処理システムは、その必要がなく、柔軟性に富んだ情報処理を実現します。具体的には、領収書や請求書、納品書をはじめ、宣伝広告や告知チラシ、アンケート用紙、健康診断書などの多彩な書類が対象となります。

今後の展望

ネットスマイルは、この特許取得を契機に、AI技術のさらなる発展に向けた取り組みを強化していく方針です。AI、機械学習、業務自動化等、多岐にわたる分野での実績を重ねてきた同社は、この技術を活用してさらなる業務効率化を狙います。

「私たちは、AIを通じて業務の効率化を促進していきます。書類処理の簡素化は、その一環です」と、代表取締役社長の齊藤福光氏はコメント。今後、企業のデジタル化が進む中で、同社の技術がどのように貢献できるのか、業界の注目が集まります。

ネットスマイルの概要

ネットスマイル株式会社は、東京都文京区に本社を置く企業で、2013年に設立されました。資本金は1億円で、AIや機械学習のシミュレーション、プログラムの開発・サポートを展開しています。特に、業務自動化やチャットボット、データ解析などの分野で注力しており、その独自の技術力で多くのプロジェクトを成功に導いてきました。今後も、先端テクノロジーの研究開発に注力し続け、業界における存在感を高めていくことでしょう。

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