市立釧路総合病院、国際骨粗鬆症財団からの金賞認定
北海道釧路市に位置する市立釧路総合病院は、国際骨粗鬆症財団(IOF)が主催する「Capture the Fracture®」プログラムにおいて、金賞(Gold)に認定されました。この栄誉は、地域の医療機関としては重要なステップを意味し、特に道東地域では初めての受賞となります。
「Capture the Fracture®」の概要
「Capture the Fracture®」は、骨粗鬆症による骨折を経験した患者を対象に、再度の骨折を防ぐための重要な取り組みを支援するプログラムです。このプログラムは、骨折後の患者に対する評価や治療、さらには二次骨折を防ぐための追跡調査や予防活動に関する13項目について国際的な基準に基づいて評価されています。
認定のレベルは金(Gold)、銀(Silver)、銅(Bronze)の3つに分かれています。当院が獲得した金賞は、他の医療機関における模範となることが期待されます。
2019年からの取り組み
市立釧路総合病院では、2019年に骨粗鬆症リエゾンチームを設立し、医師や看護師、リハビリテーション職、薬剤師などの多職種が連携して骨粗鬆症対策に取り組む体制を構築しました。このチームでは、骨密度検査や血液検査を通じて骨の健康を評価し、栄養や運動に関する指導、そして薬物療法を行い、骨粗鬆症の予防と治療を推進しています。
骨粗鬆症は特に高齢者にとって危険な疾患であり、軽微な外力で骨折するリスクが高まります。これにより、身体機能の低下や生活の質の低下、さらには介護が必要になる可能性があります。市立釧路総合病院では、このようなリスクを軽減するために、各種施策を実施しています。
地域社会への貢献
金賞の認定は、当院が行ってきた骨折後患者への再骨折予防の取り組みと、多職種によるチーム医療が国際的に評価された結果です。この受賞を契機として、市立釧路総合病院は地域医療機関と連携し、骨粗鬆症の早期発見と治療、さらに再骨折予防の取り組みを強化していく方針です。
「一度骨折したら、次の骨折を防ぐ」という理念を大切にし、釧路・根室地域の住民が骨折後も自立した生活を送れるよう、質の高い医療を提供し続けていく所存です。地域医療の向上を目指し、さらなる努力を重ねていきます。
市立釧路総合病院は、今後も地域の健康を守るために貢献していくことを誓います。これからも、患者さんが安心して暮らせる環境作りに尽力していきます。