世界緑内障週間に合わせたSantenの啓発活動が始動
Santen製薬株式会社は、眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、緑内障の理解促進と早期発見の重要性を伝える活動を行っています。2025年3月9日から15日までの「世界緑内障週間」に合わせ、多様な啓発活動を展開し、視覚障害のリスクを減らす努力を続けています。
緑内障の現状
緑内障は視神経の損傷を引き起こし、視野欠損をもたらす恐れがある病気で、多くの国で視力低下や失明の主要因となっています。この病気は進行性で非可逆的であり、早期発見と早期治療がその進行を抑えるために非常に重要です。Santenは日本をはじめ、中国や他のアジア地域、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)において、緑内障の認知向上を進めるだけでなく、定期検診の重要性を広めています。
日本での啓発活動
日本においては、日本緑内障学会の「ライトアップ in グリーン運動」に賛同し、各地で公共施設を緑色にライトアップします。この運動は緑内障のシンボルカラーであるグリーンを用いて、視覚的に認知を促すものです。SantenはSNSを通じて活動の情報を発信し、幅広い層に情報を届けていく方針です。さらに、緑内障患者をテーマにした漫画を公開する予定で、漫画家・おぐらなおみ氏の作品をSNSで発表します。
治療に関するインタビューの公開
「Santenストーリー」では、漫画家おぐら氏へのインタビューも掲載予定で、彼の緑内障の診断と治療に関する思いを共有します。病気の理解を深めるだけでなく、受け入れの過程や生活の中でどのように治療を続けているのかも伝えます。
中国及びアジアでの活動
中国では医療従事者とのコラボレーションにより、チャリティランを開催します。また、約30回のオンライン講義を企画し、緑内障についての理解を深める機会を設けています。アジア地域では、現地の患者団体と共に新しい情報を発信し、疾患管理を向上させるためのリーフレットや動画を通じて啓発に取り組みます。
EMEA地域での新たな試み
EMEAでは、緑内障の影響を探る感情的な動画「Your Vision Is Your World2.0」を公開予定です。これは、患者の体験を通して早期診断と治療の重要性を訴え、SNSを通じて広く情報を発信する取り組みです。
結論
緑内障は早期に診断し、治療を開始することで進行を抑えることが可能です。Santenは新しい治療法の研究開発や患者のQOL向上に貢献するためのコミュニケーションツールを整備し、持続的に患者の生活の質を向上させる努力を続けています。全ての人々が健康な視力を保てる未来の実現に向け、引き続き尽力して参ります。
参考資料
私たちのビジョンは、全ての人々が幸せに生きる手助けをしていくことです。緑内障への理解を深め、生活の質を向上させるために、今後も様々な取り組みを行ってまいります。